スズキ/ハスラー
【SPEC】
Gターボ 2WD(2トーンルーフ) ●車両価格:¥1,274,000 ●サイズ:全長3,395×1,475×1,665mm ●室内長:2,160×室内幅1,295×室内高1,250mm ●乗車定員:4名 ●エンジン:658cc直列3気筒DOHCターボインタークーラー ●最高出力:64ps/6000rpm ●トランスミッション:CVT ●JC08モード燃費:26.8km/ℓ ●取材時平均燃費(メーター表示):17.5km/L
【ENGINE】
658cc直列3気筒DOHCターボインタークーラーに変速機はCVT。よく回り、回生発電システム「エネチャージ」搭載で燃費も非常にいい。
■チェックユーザー
幡野広志さん
幡野由香里さんプロ写真家と猟師の二足の鞋を履く幡野広志さん。『ジムニー』狙いだったが、奥さんの強い希望で『ハスラー』を購入。
ありそうでなかった軽クロスオーバー
エアライフルでオリンピック選手に推薦されたほどの腕前を持つ幡野広志さん。だが、被災地の撮影をきっかけに、命の重みを改めて認識。競技ではなく、「命をありがたくいただく」猟師という職業で銃を使うことに興味を持った。以来、空気銃の狩猟免許を取り、毎年冬になると地元高尾山でシカや野鳥を獲っている。
禁猟である春から夏にかけてもフィールドウォッチングや動物撮影でよく山に出かけるゆえに、悪路走破性は気になる。由香里さんの愛車買い替えをきっかけに『ジムニー』の購入を画策したが、由香里さんの強い要望で、この5月、『ハスラー』を購入することに。納車を待つ夏の休日、ひと足先に試乗してもらった。
「かわいいデザインに一目惚れでした」と由香里さん。輸入コンパクトカーを彷彿させるツートーンカラーが、とくにお気に入りだという。一方の広志さんは、「クロスオーバー車だと思ってナメてたんですけど、2WDでも危なげなく林道を走ってくれます。助手席を倒せばライフルや撮影機材も楽に積めて、使える!高回転まで一気に回る64psのターボエンジンもスズキらしくていい感じです」
[ここが使える 1]
悪路もいなす十分な最低地上高
『ハスラー』は2WDで180mm、4WDで175mmの最低地上高を確保。このロードクリアランスゆえに、2WDでも悪路走行をこなす。
[ここが使える 2]
汚れても洗える荷室
汚れが簡単に拭き取れる素材を荷室に床面に採用しているので、アウトドアにはうってつけ。多彩なシートレイアウトも特徴だ。
[ここが使える 3]
乗るたびに楽しくなる内装
インパネにカラーパネルを採用しているので、車内の雰囲気はとてもポップ。幡野さん夫妻もこの楽しいインテリアデザインがお気に入り。
問い合わせ先:スズキお客様相談室 TEL:0120-402-253 http://www.suzuki.co.jp
協力/APIO http://www.apio.jp