BBQに欠かせない炭おこしの作業。着火剤を使っても、バーナーを使っても、いつもなかなか火がつかない……そんな思いをされていませんか?
その悩みを『魔法のえんとつ』が解決してくれます。作り方はとても簡単。次のBBQで、ぜひためしてみてください。きっと驚くほど簡単に、炭をおこすことができるはずです。
炭おこしは初心者にむずかしい?
炭をおこすのは、実はとても簡単です。1つのアイテムさえあれば、炭おこし初心者でも、ひとりでラクに炭をおこすことができます。
「さあ、炭をおこそう!」というときに、着火剤はいりません。バーナーで辛抱強く炭をあぶらなくても大丈夫。誰でも簡単に炭をおこせるアイテム。それが、新聞紙とお菓子の空き箱で作る『魔法のえんとつ』です。材料は以下の3つだけ。
<材料>
・お菓子の空き箱(8cm×16cm位の大きさのもの) 1個
・新聞紙 2枚
・セロハンテープ
お菓子の空き箱がない場合は、トイレットペーパーの芯でも代用できます。どのご家庭でも、手に入れるのにむずかしくない材料ばかりです。
※セロハンテープは木材チップからできています。可燃ゴミですので、燃やしても問題ありません。
『魔法のえんとつ』を作ってみよう
<作り方>
1.広げた新聞紙を縦に半分折り、さらに半分に折ります。
2.折った新聞紙を端からねじっていきます。
3.なるべく細くなるように、ぎゅっとねじります。おなじものをもう1本作ります。
4.お菓子の空き箱をつぶして丸め、セロハンテープでとめて筒状にします。
5.新聞紙をねじったものを、作った筒の上からセロハンテープでとめていきます。
6.くるくるとまきつけて、セロハンテープでとめます。2本巻けばちょうどお菓子の空き箱が隠れるくらいになります。これで完成です!
『魔法のえんとつ』を使って炭をおこしてみよう!
<炭のおこし方>
実際に『魔法のえんとつ』を使って、炭をおこす方法です。BBQコンロのタイプは色々ありますが、いずれの場合も網の上で炭をおこします。黒くなるのが気になる方や、使い捨ての弱い網を使用される方は、別に1枚、炭おこし用の網を用意しておくと良いでしょう。
1.BBQコンロの網の真ん中に魔法のえんとつを乗せ、その周りに炭を並べていきます。
2.ぐるっと炭を並べていきます。自立がむずかしい形も、立てかけてしまえばOK。えんとつ部分は意外とどっしりしているので、細かいことは気にせずにどんどん並べていきます。
3.炭の並べ方は適当でも大丈夫。筒状の部分、上からえんとつの穴をふさがないようにするのだけ、注意しましょう。
4.いよいよ着火です。着火用の新聞紙をねじって火を付け、えんとつの中に入れましょう。
5.えんとつの中に火がつくと、周りの新聞紙部分も燃え始めます。あとは見守るだけ。
6.煙もあがってきますが、あおぐ必要はありません。火をつけたあとは、放っておきましょう。
7.えんとつ効果で下から勝手に空気が入るため、放っておいてもちゃんと火が炭に移ります。
8.気候やその他の条件にもよりますが、3~5分程度で炭がおきます。炭が赤くなっているのが確認出来たら、炭をコンロに移しましょう。重量があるので、火ばさみなどで網をつかむのではなく、軍手などをはめた手でしっかりと持ちます。網の端をつかんで持ち上げ、ななめにしてコンロの中に炭を落とすとよいでしょう。
これで炭おこしの作業は完了です。紙部分のえんとつに着火さえしてしまえば、あとは放っておくだけ、という簡単さです。BBQに行く前に『魔法のえんとつ』を作っておくだけで、炭おこしの悩みは解決できます。
「誰でも簡単にできて、火をつけたらあとは勝手に炭がおきるようにしたい!」そんな思いから生まれた、着火用のアイテム。着火剤を使ってもうまく炭をおこせない、バーナーが熱いと汗だくになりながら炭をおこしている方は、是非使ってみてくださいね。