失敗なしの炭おこし方法。BBQの炭がおきない問題を簡単解決!!
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    2020.07.14

    失敗なしの炭おこし方法。BBQの炭がおきない問題を簡単解決!!

    私が書きました!
    ママキャンライター
    天嶺 葵
    北海道在住。キャンプと料理、DIYをこよなく愛するアウトドア系フリーライター。3児の母でもある。 本格的なキャンプはもちろん、子どもやペットのニワトリと楽しめる、手軽なアウトドアライフを満喫中。目下の夢は老若男女にアウトドアの楽しさを広める、ブッシュクラフトインストラクターになること。

    BBQに欠かせない炭おこしの作業。着火剤を使っても、バーナーを使っても、いつもなかなか火がつかない……そんな思いをされていませんか?
    その悩みを『魔法のえんとつ』が解決してくれます。作り方はとても簡単。次のBBQで、ぜひためしてみてください。きっと驚くほど簡単に、炭をおこすことができるはずです。

    炭おこしは初心者にむずかしい?

    こんなお菓子の箱、もしくはトイレットペーパーの芯が、とっておきのアイテムになります。

    炭をおこすのは、実はとても簡単です。1つのアイテムさえあれば、炭おこし初心者でも、ひとりでラクに炭をおこすことができます。

    「さあ、炭をおこそう!」というときに、着火剤はいりません。バーナーで辛抱強く炭をあぶらなくても大丈夫。誰でも簡単に炭をおこせるアイテム。それが、新聞紙とお菓子の空き箱で作る『魔法のえんとつ』です。材料は以下の3つだけ。

    <材料>
    ・お菓子の空き箱(8cm×16cm位の大きさのもの) 1個
    ・新聞紙 2枚
    ・セロハンテープ

    お菓子の空き箱がない場合は、トイレットペーパーの芯でも代用できます。どのご家庭でも、手に入れるのにむずかしくない材料ばかりです。

    ※セロハンテープは木材チップからできています。可燃ゴミですので、燃やしても問題ありません。

    『魔法のえんとつ』を作ってみよう

    子どもでも作れる着火アイテム。材料費もかかりません。

    <作り方>
    1.広げた新聞紙を縦に半分折り、さらに半分に折ります。
    2.折った新聞紙を端からねじっていきます。
    3.なるべく細くなるように、ぎゅっとねじります。おなじものをもう本作ります。
    4.お菓子の空き箱をつぶして丸め、セロハンテープでとめて筒状にします。
    5.新聞紙をねじったものを、作った筒の上からセロハンテープでとめていきます。
    6.くるくるとまきつけて、セロハンテープでとめます。本巻けばちょうどお菓子の空き箱が隠れるくらいになります。これで完成です!

    『魔法のえんとつ』を使って炭をおこしてみよう!

    BBQシーズンには、お菓子の空き箱が出るたびに『魔法のえんとつ』を作る我が家です。

    <炭のおこし方>
    実際に『魔法のえんとつ』を使って、炭をおこす方法です。BBQコンロのタイプは色々ありますが、いずれの場合も網の上で炭をおこします。黒くなるのが気になる方や、使い捨ての弱い網を使用される方は、別に1枚、炭おこし用の網を用意しておくと良いでしょう。

    真ん中に『魔法のえんとつ』を乗せます。網の上で着火するスタイルです。

    1.BBQコンロの網の真ん中に魔法のえんとつを乗せ、その周りに炭を並べていきます。

    網の上に置くのがポイント。大きい炭も、小さい炭も置いてすき間を埋めていきます。

    2.ぐるっと炭を並べていきます。自立がむずかしい形も、立てかけてしまえばOK。えんとつ部分は意外とどっしりしているので、細かいことは気にせずにどんどん並べていきます。

    こんな風に、横からえんとつが見えなくなるくらいまで炭をおきましょう。

    3.炭の並べ方は適当でも大丈夫。筒状の部分、上からえんとつの穴をふさがないようにするのだけ、注意しましょう。

    着火用に新聞紙を少し用意しておきましょう。ねじって、棒状にします。

    4.いよいよ着火です。着火用の新聞紙をねじって火を付け、えんとつの中に入れましょう。

    お菓子の箱に燃え移ると、炎が上がります。のぞき込まないように注意。

    5.えんとつの中に火がつくと、周りの新聞紙部分も燃え始めます。あとは見守るだけ。

    どのくらいで炭がおきるか、ストップウォッチで計測中。ただいま52秒経過。

    6.煙もあがってきますが、あおぐ必要はありません。火をつけたあとは、放っておきましょう。

    えんとつ部分はしばらくの間燃え続けます。しだいに炭に火が燃え移っていきます。

    7.えんとつ効果で下から勝手に空気が入るため、放っておいてもちゃんと火が炭に移ります。

    5分経過後。完全に炭がおきたので、コンロに移しました。

    8.気候やその他の条件にもよりますが、3~5分程度で炭がおきます。炭が赤くなっているのが確認出来たら、炭をコンロに移しましょう。重量があるので、火ばさみなどで網をつかむのではなく、軍手などをはめた手でしっかりと持ちます。網の端をつかんで持ち上げ、ななめにしてコンロの中に炭を落とすとよいでしょう。

    『魔法のえんとつ』さえあれば、炭おこしは失敗なし!

    これで炭おこしの作業は完了です。紙部分のえんとつに着火さえしてしまえば、あとは放っておくだけ、という簡単さです。BBQに行く前に『魔法のえんとつ』を作っておくだけで、炭おこしの悩みは解決できます。

    「誰でも簡単にできて、火をつけたらあとは勝手に炭がおきるようにしたい!」そんな思いから生まれた、着火用のアイテム。着火剤を使ってもうまく炭をおこせない、バーナーが熱いと汗だくになりながら炭をおこしている方は、是非使ってみてくださいね。

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