低コストで簡単に作れる夏にピッタリの料理
鶏むね肉はグラムあたりの価格が安く、ほんのちょっとの出費でお腹いっぱい食べることができる食材です。高タンパク低脂肪なので、ダイエットや筋力トレーニングをしている方にも人気があります。
今回はヘルシーでさっぱりとした蒸し鶏のサラダを、トランギアのメスティンで作ります。
なお、今回のレシピではメスティンの中に別売りの蒸し網を敷いて料理をおこなっています。蒸し網に関しての情報は記事の最後に記載するので、ぜひそちらもご覧ください。
材料
材料はメインとなる「蒸し鶏のサラダ」、鶏肉を柔らかく蒸し上げるために使用する「ブライン液」、仕上げの味付けに使用する「ネギ塩だれ」の3つに分けてご紹介します。
蒸し鶏のサラダの材料
鶏むね肉……….200g
ベビーリーフ…30g
パプリカ……….30g
酒…………………大さじ1
ブライン液の材料
水………………200ml
塩………………10g
砂糖…………..10g
ネギ塩だれの材料
ネギ……………1/2本
ごま油………..大さじ1と1/2
塩………………5g
タレの味はそれぞれ好みが違うので、市販のタレやドレッシングを使用するのもおすすめです。どのようなものを使用しても美味しく仕上がります。
作り方
ここから順を追って作り方を解説するのですが、実際にこの料理を作る際に、注意しなければならないことがあります。
それは生の鶏肉の取り扱いです。生の鶏肉には食中毒の原因となる、「カンピロバクター」という菌が付着していることがあります。
鶏肉を調理する際には、①「生の鶏肉が触れた調理器具や食器を、ほかの食材に接触させないこと」、②「しっかり加熱すること」の2つを守りましょう。
手順①:鶏むね肉の下処理をする
まず最初に鶏むね肉の皮と余分な脂肪を切り取り、キッチンペーパーや清潔なタオルで拭いて水気をとります。
これをまな板の上でおこなうと、次に使用する前に洗うか除菌をする必要が生じます。そのため下処理はトレーに入っている状態でおこなうことをおすすめします。
手順②:鶏むね肉をブライン液につける
水 200ml、塩 10g、砂糖 10gをまぜてブライン液を作り、鶏むね肉と一緒にフリーザーバッグに入れます。
手で何度か揉んで馴染ませ、1時間以上寝かせます。鶏肉を寝かせるのに時間がかかるため、食事の時間の2時間前までにはここまでの手順を終わらせておくのがいいでしょう。
手順③:鶏むね肉を蒸す
鶏むね肉にブライン液が染み込んだら、いよいよメスティンで蒸す工程に入ります。
蒸し網を入れたメスティンに水を少々注いで火にかけ、沸騰する手前くらいの温度になるように火力を調整。
ブライン液から取り出した鶏むね肉をメスティンに入れて酒をふりかけ、フタをしたら1分間待ちます。
1分経過したところで火を止め、そのまま余熱で30分間寝かせておきます。30分経過したらクーラーボックスに入れて冷やしましょう。
手順④:ネギ塩だれを作る
鶏むね肉を寝かせている時間を利用し、タレを作ります。作り方は非常に簡単。
まずはネギをすべてみじん切りにし、塩5gと混ぜ合わせます。よくなじんだらごま油大さじ1と1/2を加えて完成。
お好みで粗挽きのブラックペッパーを加えると、アクセントがついて一層美味しくなります。
手順⑤:パプリカを千切りにしてベビーリーフと混ぜる
パプリカを幅2mmほどの千切りにして、ベビーリーフに混ぜます。
パプリカを使用することで見た目が良くなり、食感や味にも変化が出ます。パプリカは1色だけでなく2、3種類の色を使用するとさらに見た目が華やかになります。
h3手順⑥:鶏むね肉をスライスして器に盛りつけたら完成
この時点で、蒸してから冷やした鶏むね肉、パプリカを混ぜたベビーリーフ、ネギ塩だれの3つが手元にあることになります。あとは鶏むね肉をスライスして、綺麗に盛り付けるだけ。
器にベビーリーフを広げ、その上にスライスした鶏むね肉を乗せます。そしてネギ塩だれを鶏むね肉の上にかけたら完成です。
しっとりした食感と、ジューシーな味わいをお楽しみください。
ブライン液を使うことで成功率がアップする!
鶏肉を加熱調理するとボソボソとした食感になりがちですが、このレシピでは水分を保ったやわらかい蒸し鶏を作ることができます。
そのしっとりジューシーな仕上がりに貢献しているのが、鶏むね肉をつけておいたブライン液です。
可能な限り手間を省きたい場合はなくても構いませんが、やはり失敗を避けるためにもブライン液の使用をおすすめします。
暑い夏にピッタリの、しっとり蒸し鶏のサラダ。メスティンをお持ちの方はぜひ試してみてください。
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