汎用性の高いツールナイフ御三家にお任せ!
ツールナイフ
持っているだけで安心できるツールナイフは一本で複数の用途に対応できる所が最大の特徴。紹介する3ブランドを中心にアーミーナイフ系とマルチプライヤー系に大きく分類される。
革新的な機構を搭載したモデルが揃う
フリーはすべてのツールを片手で操作でき、ロック機構で固定できるという新シリーズ。定番のウェーブのプラスは取り替え式のワイヤーカッターが装備されたモデル。スタイルはハサミをメインツールにしたカラビナ付きの小型モデル。用途に応じてベストの一本を選べる。
上 ●21機能●全長(収納時)=108mm●重量=244g
中 ●17機能●全長(収納時)=100mm●重量=241g
下 ●6機能●全長(収納時)=75mm●重量=41g
問い合わせ ハイマウント TEL03(3667)4545
旅行中の車の故障がきっかけでティム・レザーマンが作ったマルチツールは世界中で大きな反響を呼んだ。以来、時代のニーズに合わせた革新的なモデルを発表し続けている。
人間工学に基づいた
ハンドルが握りやすい
レンジャーシリーズは、片手で扱えるサムホールのあるメインブレードなど革新的なデザインが特徴。中でも「78」はデュアル・コンポーネントハンドルの採用で、安定したグリップが実現されている。エボリューションは1本あれば何かと役立つ使い勝手に配慮して作られたモデル。
上 ●12機能 ●全長(収納時)=130mm●重量=172g
下 ●13機能●全長(収納時)=85mm●重量=57g
問い合わせ ビクトリノックスジャパン
https://victorinox-japan.tumblr.com/
カール・エルズナーが1884年にスイスで創業、ソルジャーナイフ、オフィサーナイフなどの名作を連発、世界的なブランドに。現在も高品質のモデルを数多く生み出している
数々の名作ナイフの
遺伝子を引き継ぐ万能ツール
センタードライブプラスは、ハンドルの中心にビットが来ることで操作がしやすくなったドライバービット、スムーズにプライヤーを出し入れできる新Xチャンネルシステムなどが装備され、プラスビットのセットが付属する。ダイム・マイクロツールは、スタイリッシュな小型マルチツール。レッド、グリーン、ブラックの3色で展開。
左 ●14機能●全長(収納時)=170mm●重量=279.5g
右 ●12機能●全長(収納時)=105mm●重量=67g
問トルーパーズ TEL03(3901)2271
プライヤーの出し入れがスムーズに行なえる新Xチャンネルシステムを搭載している。アクションもなめらかで使いやすい。
センタードライブプラスには、多用途に対応できるビッドセットとアウトドアでの携帯に適した革シースが付属している。
ナイフやハサミはハンドルをクローズした状態で使う。プライヤー付きマルチツールのオーソドックスなスタイルを踏襲する。
写真のアーモハイドシリーズをはじめとする名作の数々は高く評価されてきた。現在はその栄光の歴史を引き継ぎつつモダンなナイフを手がける。(撮影=Hiro Soga)
(BE-PAL 2020年6月号より)