今回はMSRの代表的なストーブである「ドラゴンフライストーブ」をご紹介します。
ストーブといえば各アウトドアメーカーから、多種多様なモノが存在します。その中でもMSRのストーブといえば1975年に発売された、世界初のマルチフューエルストーブ。
multi(マルチ)とは、多い~、多くの~、多数の~、さまざまの~、多様な~などの「複数の」を表し、fuel(フューエル)とは、燃料(石炭・石油・ガス等)を表します。
そもそもは軍用車両に見られる、3種類以上の燃料が使用可能なエンジンを、マルチフューエルと呼ぶそうです。
MSRの世界初のマルチフューエルストーブは、ホワイトガソリン、灯油、軽油など現在生活の中で主流とされる燃料がどれでも使えるという画期的な物で、当時多くのアウトドアズマンに急速に普及、認知されました。
そして1998年、ストーブの品質改良が繰り返され、MSR 「ドラゴンフライストーブ」が開発、販売されたのです。液体燃料ストーブ業界初の“とろ火”を実現した高性能マルチフューエルストーブで、大きな話題を集めたそうです。
発売から18年経った今も、世界中の多くのアウトドアズマンが愛用し続ける定番中の定番です。
液体燃料であることから、ガスといった気体燃料と違い、気温や標高に左右されること無く安定した火力を得られるため、私は主に冬季をメインに使用しています。
また、山でもキャンプでも、ひと手間掛けた美味しいご飯を作りたい、食べたいという食いしん坊な私としては、この製品の特徴である“とろ火”の存在も大きい。
主な燃料としては、灯油、ホワイトガソリンだと思いますが、当然のことながら灯油のほうがコストが安く、手に入れやすいのですが、点火にプレヒートを要し、煤も出るため、私は点火も早く楽で、煤も出にくいホワイトガソリンで使用しています。これに関してはどっちが正解、不正解ではなく、各々の都合や使いやすい燃料を選べば良いと思います。
MSR/ドラゴンフライストーブ
¥21,000(本体価格)
マルチフューエルに対応。革新的な二重バルブ設計で、炎のコントロールが小さい炎から最大パワーまで自在にできます。とろ火の料理から雪を溶かすことまで、あらゆる用途に対応。
※各ストーブの燃料ボトルは別売りです。
※各ストーブにはストーブ本体にポンプ、ウィンドスクリーン、簡単なメンテナンスキット、説明書とスタッフサックが付属しております。
最小重量(ストーブ+燃料ポンプ):401g
パック重量:534g
燃焼時間:ホワイトガソリン600ml/126分、灯油600ml/153分、ディーゼル600ml/136分
1リットルが沸くまでの時間:ホワイトガソリン3.5分、灯油 3.9分、ディーゼル3.5分
最高出力:約2,192Kcal/h
使用可能燃料:DGジェット(出荷時)/ホワイトガソリン・無鉛ガソリンDKジェット(付属)/灯油・軽油(ディーゼル)・ジェット燃料
生産国 :Made in Seattle, USA
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