日々、さまざまなブランドやメーカーからアウトドアギアが販売されていて、欠かさずチェックしているアウトドア好きは多いのではないでしょうか。
でも、「自分好みの商品がなかなか見つからないな」「価格が高くて手が伸びないな」ということもありますよね。そんな時、DIYできそうなギアを作ってみようと自作や改良にチャレンジするキャンパーは憧れの存在!自分の暮らしやアウトドア時間を楽しむために「つくることから楽しむ」って、とても素敵です。
今回は、自作ギアにいつかチャレンジしたい方に向けて、とってもお手軽&簡単に作れちゃうバンブーランタン制作をご提案します!
キャンプフィールドで大満足な優しい竹あかり
ここ数年、大きいイベントなどで会場に飾られている竹を使用した灯り。竹あかりや竹灯篭と言われています。
キャンプフィールドに竹あかりを持ちこめば、自然素材のランタンになりますね。おしゃれなバンブーランタンで、トワイライトタイムをおしゃれに演出したいものです。
竹さえ手に入れば自作できるバンブーランタン!竹の入手方法は、竹林の持ち主さんにいただくのがベストですが、地域によっては入手が難しいと思います。最近では、ネットショップで1節分から購入することもできます。
制作のしかた
必要な材料・道具
① 竹(節で切ったもの)
② インパクトドライバーまたは電動ドリル
③ 竹用ドリルの刃
④ LEDキャンドルまたはアロマ用キャンドル
⑤ 梱包用透明テープ
刃は、スターエムの竹用ドリルを使用。
サイズは、今回、4・6・9.5・12㎜を使用しました。
作り方
竹の切り出し
竹林から切り出してきた竹の場合、必要な長さに切ります。このとき、普通ののこぎりでは目が欠けることがあるため、竹用のこぎりの使用をおすすめします。キャンドルを置く部分が必要ですので、節の下数センチを切りましょう。また、2節以上にする場合、キャンドルをいれる口を大きくあける必要があります。
デザインを描く
用意した竹にぐるりと巻きつく程度の大きさの用紙を準備し、デザインを描きましょう。サイズの違うドリル刃がいくつかある場合、穴の大きさを活用してデザインするとおしゃれですよ。
デザイン画は、なんでもオッケー!デザイン画を無料配布しているサイトもありますが、せっかくならば、自分なりのデザインで楽しみたいですよね。
小さいお子さんとのチャレンジであれば、お子さんがキャラクターのデザインを線画で書いて、お家の方が穴を開けていくのもいいですね。
穴をあける
デザイン画の上からドリルで穴を開けていきます。切るときと同様、竹を固定すると作業がしやすいです。
完成!
集中していると、あっという間に穴あけ終了です!デザイン用紙を取り外し、削りかすを取り除いて完成。
使用するとき気をつけること
光源は、LEDキャンドルが安全でおすすめですが、自然素材の竹には自然の灯火がマッチするというもの。アウトドアフィールドなどで、火を灯す場合は、火の取り扱いに十分注意しましょう。
バンブーランタンの活用法
災害時の利用に
起こってほしくはない災害ですが、いざというときに、手元にあるバンブーランタンが役に立つかも!灯りの使用としてのお役立ちはもちろんのこと、竹あかりの優しい雰囲気が、心のざわつきにちょっとした安らぎをもたらすかもしれません。
インテリアや簡易スピーカーに
竹の色が少しずつあせてくるのですが、その朽ちかたも自然のものならでは。そんな雰囲気も室内のインテリアとして楽しめますし、夜、LEDキャンドルを灯すのもおしゃれ!
今回は、竹を使った簡単ランタン制作のご紹介でした。アウトドアフィールドで使うもよし、室内でのインテリアとして使うもよし。あなたなりの使い方を見つけてくださいね。