大自然の中で、のんびりと過ごすキャンプ。気持ちのいい風や太陽を感じながら、ゴロンと横になりたいと思ったことはありませんか?
もっと快適にくつろぎたい!
そんな思いを叶えてくれるのが”コット”といわれる簡易ベッドです。この記事では、私が1年間愛用している「ハイランダーGIコット」をご紹介します。
GIコットとは?
コットとは、アウトドアシーンや医療機関などで使われる”簡易ベッド”のことです。地面からの、冷気や熱気を防いでくれます。さらに、地面の石や凹凸にも左右されることがありません。野外で、快適に寝るために必要なアイテムの1つです。
GIとは、アメリカ兵を表す言葉です。兵士という意味以外にも「駐屯地での支給品」「官給品」という意味もあります。つまりGIコットとは、”アメリカ軍に支給されていた簡易ベッド”ということです。折り畳みができ、持ち運びにも優れています。
現在でも、当時と同じ作りのコットのことを、GIコットと呼んでいます。
「ハイランダーGIコット」は長さ196cm、横幅63cmあります。大柄の男性が横になっても、十分くつろぐことができる大きさです。価格も「5,980円(税込)」と、コスパにも優れています。
ハイランダーGIコットの魅力
設営が簡単
フレーム(足部分)と生地が一体となっているので、設営がとても簡単です。フレームを開き、最後にレバーを下げるだけです。ワンタッチでテンションがかかる構造なので、女性でも楽に設営ができます。
設営が簡単なので、テント完成までの”荷物置き”としても使うことができます。耐荷重は120kgなので、たくさんの荷物を乗せても安心です。
高さが約36cmあるので、ベンチとしても快適に使えます。生地に張りがあり、座っても沈みません。背中や腰に負担がなく、とても座りやすいです。
また、テント内で使用する際には、下の部分に荷物が置けます。テント内をスッキリと、整理することができます。
頭と足の部分にフレームが入っていない
「ハイランダーGIコット」のフレームは、横側のみです。頭部分と足部分には、フレームが入っていません。そのため頭や足が、硬いフレームに当たることがありません。コットを隅から隅まで、広々と使えます。
サイドポケットも付いています。就寝前に、スマホやメガネを入れておけます。
温度変化に対応できて、朝まで快適な寝心地
冬の場合「マット+シュラフ」だと、地面からの冷気が身体に伝わり、寝にくくなります。また、冷気以外に、湿気も溜まりやすいので、高性能なマットが必要になります。しかしコットを使うと、地面からの冷気が伝わらないので、暖かく過ごせます。
夏の場合だと、地面とコットのすき間に風が通ります。背中が蒸れることなく、涼しく快適に眠ることができます。”仰向け”や”うつ伏せ”はもちろん、横を向いてもストレスなく使用できます。幅が広く、寝がえりも打てるので、朝までしっかりと眠れます。
このコットを使いだしてから、「夜中に目を覚ました」ということは1度もありません。また、翌朝に「腰が痛い」ということもなくなりました。
ハイランダーGIコットの注意点
これまで、「ハイランダーGIコット」の魅力についてご紹介してきました。しかし、注意点が2つあるので、そちらもお伝えしておきます。
荷物がかさばる
収納時の長さは、約1mとそれなりの大きさがあります。バイクや自転車を使って、ソロキャンプをする方には、大きすぎると思います。車を使っている方でも、車内の積載スペースに余裕がない、という方は注意が必要です。
また、入口が小さく高さがないテント内には、入れることができません。4~6人向けの、天井が高いテントでの使用をおすすめします。
重い
重量が6.5kgあります。男性だと、特に問題ない重さです。しかし、女性だと重たいと思います。駐車場からテントサイトまで、距離がある場合には注意が必要です。
横になり、のんびりとキャンプを楽しめる
「ハイランダーGIコット」は注意点もありますが、とても優れたコットです。
機能性も高く、キャンプを快適に過ごすことができます。設営方法も簡単なので、時間を有効に使うことも可能。
そして、何より「5,980円(税込)」とコスパがいい!
コットが1台あると、座る場所に悩むことがなくなります。また、いつでも横になれるので、のんびりとキャンプを楽しむことができます。
アウトドア用品店で見かけたら、1度横になってみてください。コットの快適な寝心地は、クセになります。
ハイランダーレバー式GIコット(スチール)
素材:600Dオックスフォード(生地)、スチール(フレーム)
サイズ:約196×36.5×62cm
収納サイズ:約102×30×11cm
重量:約6.5kg
耐荷重:約120kg
価格:5,980円(税込)