フェザースティック、燃やすだけじゃ勿体ない!
皆さんは「フェザースティック」をご存知でしょうか。
焚火をする方なら、一度は耳にしたことがあると思います。焚火の火起こしに必要な道具で、木をナイフで薄く削り、鳥の羽根(フェザー)の様にしたもの。
せっかく頑張って作ったフェザースティック、いくら焚火の為に作ったとはいえ、なんだか燃やしてしまうのは勿体なくないですか?出来れば飾って、自分の自信作を眺めていたい…。
「愛着のある力作を、少しでも長く置いておきたい」という人に向けて、実用的に自宅に飾れるよう「アロマウッド」にする方法をご紹介します。
お気に入りのアロマの香りを染み込ませよう
準備するもの
・スプレーボトル(15ml用)
・フェザースティック(柄の部分は短く、細くしておく)
・ガラス小瓶(フェザースティックの重みで倒れない、安定したもの)
・アロマオイル
・水(15ml)
スプレーボトルは今回、100円ショップ「ダイソー」の商品を使用。フェザースティック1本に対し、15ml程度の水を吹きかけますので、スプレーボトルも15ml程度の容量が調度良いです。
フェザースティックは柄の部分が、ガラス小瓶の口に入るくらいの細さにしておきます。
アロマオイルはお好きな香りの物を準備しましょう。
作り方
水:15ml
アロマオイル:5~6滴
上記のふたつをスプレーボトルに入れます。蓋をして軽く振ると、水とアロマオイルが馴染みます。
フェザースティックの「フェザー部分」を目掛けて、アロマオイル入りの水を全体にまんべんなく吹きかけます。
フェザースティックは「木」ですので、水を沢山含む事が出来ます。15mlのスプレーボトルの中身を、全て吹きかけましょう。
香りを強くしたい場合は、アロマオイルの量を増やしましょう。スプレーを吹きかけながら、香りの強さを確認してください。
香りを長持ちさせたい場合は、更にスプレーボトルの中身を継ぎ足して、吹きかける量を増やしましょう。
フェザースティックを小瓶に差し、自宅の好きな場所に飾り付ければ、完成です。
市販の芳香剤の代わりに、自分の好きなアロマオイルの香りを楽しみましょう。
フェザースティックが埃をかぶると、香りが拡散されにくくなります。埃がたまらないように、こまめに掃除をしましょう。
玄関やトイレなど、来客時に目に付く場所に置くのがおすすめです。お客様はきっと、フェザースティックを知らない人も多いはずです。特徴のある見た目なので、話のネタになり、盛り上がることでしょう。あえて目に付く場所において、お客様の興味を引いてみませんか。
もしフェザースティックを知っているお客様でも、まさかアロマウッドだと思う方はいないはず。素敵なアロマウッドを自慢しましょう。
香りの持続期間
フェザースティックに染み込ませた香りは、スプレーボトル1本分15mlで、およそ7日間持続します。「香りが薄くなったかな?」と感じたら、再度スプレーを吹きかけることで、香りが復活します。
ただし違う香りを楽しみたい場合には、また新しくフェザースティックを用意しましょう。別の香りが混ざると、理想の香りにならない場合があります。フェザースティック1本に対し、香りを1種類にすることをおすすめします。
香りに飽きてしまったフェザースティックは、本来の役目の焚火の火起こしに使いましょう。
アロマウッドとしてお部屋のインテリアにいかが?
今回はフェザースティックを、アロマウッドにする方法をご紹介しました。上手く作れたフェザースティックは、アロマウッドとして、自宅のインテリアにしてみるのはいかがでしょうか。
「これは自信作だ!」という渾身のフェザースティックを燃やしたくない方は、ぜひ試してみてください。