キャンプシーンでは、鍋ひとつでできる料理レシピが重宝します。今回は、アウトドアでもできるタイ料理「カオマンガイ」のレシピをご紹介します。フライパンなどの鍋ひとつでできるので、片付けも簡単ですよ。アウトドアで異国の味に挑戦です!
準備するもの
食材(3人分)
・鶏もも肉・・・・・・・1枚
・白米・・・・・・・・・2合
・水・・・・・・・・・・400ml
・生姜・・・・・・・・・2かけほど
・酒・・・・・・・・・・大さじ2
・鶏がらスープのもと・・小さじ2
・塩・胡椒・・・・・・・少々
・パクチー(今回はパクチーが苦手な家族のために、小松菜で代用)
・きゅうり(なくてもオッケー)
・レモン (なくてもオッケー)
タレ
・ナンプラー・・・・・・大さじ2(好みで調節)
・醤油・・・・・・・・・小さじ1
・にんにく・・・・・・・2かけ
・砂糖・・・・・・・・・小さじ1
・鶏がらスープのもと・・小さじ1
道具
・熱源(今回はカセットコンロを使用)
・フライパンまたは薄型鍋
下準備
・米は洗っておく
・キャンプの場合、タレは事前に作って保存袋や瓶につめておくと便利
簡単アウトドア調理!カオマンガイの作り方
手順①:生姜を千切りにする
生姜は鶏肉の臭みを消してくれます。分量より多めに入れても、生姜がきいて美味しいです。鶏肉といっしょに炊き込むのが美味しさの秘密です。
手順②:鶏肉の表面に塩・胡椒をまぶす
今回は、ハーブソルトとブラックペッパーを使用しました。皮・身の両面にしっかりまぶしましょう。
手順③:材料を鍋にいれ、火にかける
鍋やフライパンひとつでできる料理がアウトドアで人気の理由は、洗い物を減らせたり時短できるから。カオマンガイの場合、さらに嬉しい効果が!米と鶏肉をいっしょに炊くことで、鶏肉の旨味が出て、ご飯が美味しく炊きあがります。
分量の米と水、酒を入れたあと、鶏肉、千切りした生姜、鶏がらスープのもとを入れます。ふたをして、中火にかけます。吹きこぼれたら、弱火にして15分炊きます。
手順④:タレづくりとトッピングの準備
③を炊いている間に、タレづくりとトッピング具材の準備をします。にんにくはすりおろし、全てのタレの材料を混ぜ合わせます。また、レモンやきゅうり、パクチー(今回は小松菜)を切っておきます。
手順⑤:しばらく蒸らす
今回は、パクチーの代わりに小松菜を使用しました。生で食べにくい葉物野菜を代用した場合、蒸らしに入るタイミングで、鍋に入れます。軸を先に入れ、しばらくして葉も入れましょう。
手順⑥:鶏肉を取り出し、切る
蒸らしが終わったら、鶏肉を取り出します。包丁やキッチンばさみで、一口大に切り分けます。鶏肉が熱いので、やけどに注意してくださいね。
手順⑦:トッピングを乗せ、タレをかけて完成
いよいよ仕上げです!作っておいたタレをかけて、美味しいカオマンガイの完成です!鍋やフライパンのままテーブルに出してもおしゃれですね。
美味しさの秘密はタレ
カオマンガイの美味しさの秘密は、なんと言ってもタレ!このタレひとつで、タイを旅行している気分になれますよ。タレの旨みの肝は、ナンプラー。東アジアを中心に世界中で使われている調味料です。ナンプラーとは、生の魚を塩で漬け込み、発酵させてできた魚醤のことです。香りが独特ですが、一度ハマると病みつきになってしまいます!
ナンプラーが超重要なカオマンガイ。でも、ナンプラーがないという場合もありますよね。
ナンプラーがなければコレ!
ナンプラーが自宅にない場合の代用レシピです。ナンプラーの代わりになるものは、基本的に醤油。ナンプラーは塩分濃度が高い調味料です。そのため、ナンプラーの代用としておすすめの日本の醤油は、薄口醤油になります。
代用レシピ①
・薄口醤油・・・・・・・大さじ1
・鶏ガラスープのもと・・小さじ1
・レモン汁・・・・・・・小さじ1
代用レシピ②
・薄口醤油・・・・・・・大さじ1
・鶏ガラスープのもと・・小さじ1
・オイスターソース・・・小さじ1
余ったら簡単アレンジ
カオマンガイのご飯が余ったら、お茶漬けやチャーハンでアレンジ!2度美味しいを楽しめますよ。すでにしっかり味づけしてあるので、味見をしながら調味料を加えてください。
意外と簡単!電気があれば炊飯器ひとつでも
今回は、鍋ひとつで調理できるやり方でチャレンジしてみました。結果は、とっても簡単に美味しい料理が完成!ロッジなどでのキャンピングの場合は、お手軽に炊飯器で炊くこともできますよ。
あっという間に完食!の可能性が高いカオマンガイ。ぜひ、アウトドアで異国の味にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。