日本のファーストフードとも言うべき「たこ焼き」。家でも簡単に作れるので、みんなでワイワイ作って食べる「タコパ」はもはや定番ですよね。
家庭で作るたこ焼き器の多くは、コンセントを差し込んで使うタイプですが、キャンプで使うなら鋳鉄製のたこ焼き器がおすすめ。鋳鉄はスキレットやダッチオーブンでお馴染みの素材。熱伝導が良く、料理が美味しく仕上がる材質です。そして、たこ焼き以外にも色々な料理が作れるんです!
今回は、鋳鉄製のたこ焼き器である、イシガキ産業のたこ焼きパンをご紹介します。シーズニングの方法や、たこ焼き以外のキャンプ飯、「ポン・デ・ケージョ風スイーツ」と「アヒージョ」を作っていきたいと思います!
開封!
サイズは26.5×16cm。ガス火とIH対応です。
一般的なたこ焼き器のサイズと比べても、かなり小さいですね。しかも取手がついてるので扱いやすそう。
裏側を見ると「初めの油なじみはしっかりしてね。」との記載が・・・。これは、シーズニングということですね。
シーズニング
シーズニングとは、簡単に言うと油をなじませること。錆びにくくしたり、鉄の匂いを取ったり、焦げにくくしたりする効果があります。基本的に鋳鉄製のスキレットとダッチオーブンなどのシーズニングと同じ方法です。それではさっそくシーズニングしていきましょう!
①:空焚きする
白い煙がモクモクと出ますので、その煙が出なくなるまでたこ焼きパンを焼きます。これは出荷時に塗られている、錆止めのワックスのようなものを取る作業です。
②:洗剤で洗う
必ずたこ焼きパンが冷めてから洗ってください。やけどの心配もありますし、熱いまま水をかけると、割れたり変形することがありますので注意してください。
③:乾燥したらオリーブオイルを塗る
持ち手や裏側もまんべんなくオイルを塗ってください。これは錆止めの効果があります。
④:くず野菜を焼く
たこ焼きパンを熱してくず野菜を焼いていきます。これは鉄臭さを取り除く作業ですので、ネギや生姜、ニンニクの皮などの香りの強いものがおすすめです。水分が多いと油が跳ねますので、大根の皮などの水分が多いものは避けてください。
くず野菜を焼き終わったら、たこ焼きパンが冷めるのを待って、洗剤を使わずに軽く洗って乾かします。乾いたらオリーブオイルを塗って、シーズニングの完了です!
ポン・デ・ケージョ風スイーツ
それではさっそく、たこ焼きパンを使って調理していきましょう。
パッケージの裏側に「ポン・デ・ケージョも簡単にできます」と書いていたので、挑戦してみたいと思います!
ポン・デ・ケージョとは、ブラジル生まれのモチモチとしたパン。キャッサバ粉という物を使うとモチモチの食感になるみたいです。しかし、キャッサバ粉はお家にも無いし、近所のスーパーにも売っていません・・・。という訳で、ホットケーキミックスを使って、ポン・デ・ケージョ風スイーツを作りたいと思います。
材料
- ホットケーキの素・・・100g
- 牛乳・・・120ml
- 卵・・・1個
- チョコフレーク・・・適量
作り方
1.ボウルに卵・牛乳・ホットケーキの素を入れ、よく混ぜ合わせる。
2.熱したたこ焼きパンに生地を流し込む。(穴の半分ぐらいまで)
3.チョコフレークを入れたら、残りの生地を流し込む。たこ焼きのようにクルクルとひっくり返して、形を整えながら焼いていきます。
4.完成!
一口サイズなので、ちょっとしたおやつにおすすめです。中身を色々変えて作ると楽しそうですね。
アヒージョ
それでは次に、キャンプ飯で人気の高いアヒージョを作っていきます。
材料
- オリーブオイル・・・適量
- アヒージョの素・・・適量
- 輪切り唐辛子・・・適量(お好みで)
- 中に入れる食材(シーフードミックス・プチトマト・ちくわ・エリンギ・さけるチーズ・さきいか・アンチョビなど)
※中に入れる食材は、割と何でも合いますので色々挑戦してみてください!キャンプに持っていく場合は、生ものなどは冷凍して持っていくなど工夫してくださいね。
作り方
オリーブオイル、アヒージョの素、輪切り唐辛子を入れて弱火で熱します。あとはお好みの具材を入れるだけ。
アヒージョは、簡単なのに美味しいキャンプ飯の定番です。たこ焼きパンは、具材を別々に入れることができるので、味が混ざらないのがポイント。色々な種類のアヒージョが作れるので、とても楽しいです!
イシガキのたこ焼きパンはキャンプに便利な調理器具!
イシガキのたこ焼きパンをご紹介しました。小さいサイズなので、ソロキャンプやちょっとしたおつまみ作りに最適です。
たこ焼きはもちろん、今回ご紹介したキャンプ飯の他にも、色々な調理ができるたこ焼きパン。キャンプの調理器具としておすすめです!