新富士バーナーのオリジナルブランド・SOTO(ソト)が来年に発売する新商品を発表した。注目すべきポイントは、ずばりソロキャンプに最適なアイテムを拡充した点だ。どんなアイテムが発売されるのか、詳しく紹介する。
小さい癒しの炎を演出するガスランタン
まず紹介したいのが、久しぶりに登場するガスランタン。こちらのHinoto(ひのと)は、陰陽五行説(万物を5つの元素から成り立つという考えに加え、各要素に陽と陰があることを表した説)の1要素である火のうち、小さい要素である陰を表す「丁(ひのと)」から由来している。
サイズは約3.6×14.5㎝で、一般的なスレンテスタンブラーとほぼ同じくらいの高さになる。特徴はその名前のごとく、縦に伸びる小さい炎が出るところ。炎の大きさはダイヤルで簡単に操作でき、直視できるほどの明るさなので見るだけで癒し効果もありそうだ。
タンクはSOTOのトーチと同じく充填ができるようになっており、ライターガスやCB缶のほかに、別売りのフィルアダプター SOD-450を使えばOD缶でもガスの充填ができる。最大連続使用時間は約1〜2時間程度。
さらに、ホヤはOD缶にそのまま装着できるため、長く使用したい人はこちらもおすすめ。105缶で半日ほど、250で1日は持つのではないかと担当者は話すが、これから正式にテストするためこれは販売時にチェックしよう。
なお、タンクを使って他のアイテムで使用するのは試していないため、使用するのは避けたほうが良さそうだ。
商品概要
Hinoto(ひのと)
価格:¥6,300+税
サイズ:約3.6×14.5㎝
重量:約150g
レギュレーターストーブファン待望のテーブルとクッカーが仲間入り
次に紹介するのは、レギュレーターストーブ ST-310にぴったりなクッカーとスタンド。こちらのミニマルクッカー 角は、アルミ製のシンプルなスクエアクッカー。表面にはアルマイト処理を施す予定。
サイズは約14.7×14.7×7.9㎝で、内容量は約1.0ℓ。中にはレギュレーターストーブを収納できるので、コンパクトに持ち運びたいソロキャンパーや登山者には嬉しい。重量は約370gで、SOTOのガスカートリッジ・パワーガス250とほぼ同じくらいである。
また、同商品にはハンドルが付属しており、本体が熱いときにこれで持つことができる。今までのようにクッカーを挟むタイプではあるが、こちらはネジが付いているのでクッカーに固定したまま使用できる。
商品概要
ミニマルクッカー 角
価格:¥5,000+税
サイズ:約14.7×14.7×7.9㎝
重量:約370g
内容量:約1.0ℓ
ミニマルクッカー 角と一緒に使えるテーブルも登場。天板の半分はレギュレーターストーブ ST-310の五徳とバーナーヘッドがぴったり装着できる穴があり、もう半分は作業ができるテーブルとなり、食材のカットや仮置きとして便利。
使用サイズは約33.1×15.3×10.1㎝で、収納サイズは約28.9×15.3×3.4㎝。脚を内側に収納し、脚を外してテーブルの内側収納すれば、高さを半分以上も小さくできるのは嬉しいポイント。重量は約500gで、フィールドホッパーが約395gなので少し重いつくりとなっている。
耐荷重は現時点で未公表だが、クッカーだけでなくスキレットや鍋の使用も問題なしとのこと。これ1台で調理ができるので、ソロキャンプをする人や小さいスペースでもしっかり料理を作りたい人におすすめだ。
商品概要
ミニマルワークトップ
価格:¥5,400+税
使用サイズ:約33.1×15.3×10.1㎝
収納サイズ:約28.9×15.3×3.4㎝
重量:約500g
ちなみに、ミニマルワークトップの作業台の裏にミニマルクッカー 角がちょうど置けるようになっている。メーカーによると、これがまとめて収納できる袋も来年には発売したいとの情報が!
以上の商品は来年2021年2月頃の発売予定。どのようなものが登場するかは、乞うご期待だ!
※掲載画像は試作品やCGのため、実際とは異なる場合があります。
SOTOの公式ページ
http://www.shinfuji.co.jp/soto/
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