可愛い鍋敷きを作ってみませんか?
ダッチオーブンやスキレットで作った料理は、お皿に盛り付けなくても見栄えが良く、キャンプではそのままテーブルに並べる方が多いと思います。
しかし調理後、高温になっているダッチオーブンやスキレットをテーブルに直接置いてしまうと、テーブルが熱で傷んでしまいます。
今回はそんな場面で役に立つ、鍋敷きの作り方をご紹介します。見た目が可愛いので、テーブルに置いておくだけでもおしゃれです。材料は100円ショップで揃うので、とても安価で作れるのも魅力です。
星形の鍋敷きの作り方
材料と準備するもの
今回使う材料は、100円ショップダイソーで購入します。
・角棒(450×10×21mm)×2本
・木工用のこ
・平型ヤスリ
・カッターマット
・分度器
・定規(15cm以上のもの)
・カッターナイフ
・鉛筆もしくはシャープペン
定規、カッターナイフ、鉛筆などは、自宅にある方も多いと思います。もし自宅に無くても、ダイソーですべて揃いますので、無い場合は購入しましょう。
星形の鍋敷きは、材料の角棒が2本必要です。作業の失敗が不安な方は、予備で1本多く購入しておくと良いかもしれません。
作り方
今回は8インチ(直径約20cm)のダッチオーブン用の鍋敷きを作ります。
材料の角棒に15cmの位置で、木工用のこで切断するためのカットラインを書き込みます。
15cmの角棒を合計5本作ります。先程書き込んだラインに沿って、木工用のこで切断しましょう。
木工用のこを使用する際は木工用のこで手を切らないように、慎重に作業を行いましょう。また、角棒の切断面で怪我をすることのないように気を付けましょう。
この時点で切り口が多少ずれたり、斜めになっていても問題ありません。
5本の角棒すべてに、分度器で正確に18度を測りマークを付けます。
角棒の両端から18度を測ってマークを付け、角棒の角とマーク位置を線で結びます。
写真のような線を引くことになりますので、参考にしてみてください。
先程角棒に引いた線に沿って、木工用のこで精密に切断します。
切り口がずれたり斜めにならないよう、慎重に切断しましょう。
角棒の切断が完了すると、合計5個のパーツが完成します。
切り口のささくれている「バリ」は、平型ヤスリで綺麗に整えておきましょう。
先程できあがった5個のパーツを組み合わせてみましょう。
星形を作った時に、角棒同士が重なっている部分に、鉛筆でマークをしておきます。
重なった角棒はお互いを半分の薄さに削って、組み合わせることができるように加工します。
カッターナイフを使った作業は、誤って指などを切らないように気を付けましょう。
パーツを半分の薄さに削って加工すると、写真のような形状になります。
片面のみ削った形のパーツが4個と、両面を削ったパーツが1個できますので、参考にしてみてください。
パーツを3個組み合わせてみましょう。写真のような形になります。
パーツの加工が甘くて、組み合わせる際に固い場合は、平型ヤスリで微調整しましょう。
あまり削り過ぎると、パーツを組み合わせた時に緩くなります。適度な固さで組み合わせられるように、微調整は必ず平型ヤスリで行いましょう。
両面を削ったパーツを、4番目に組み合わせます。
このパーツは両面を削っているため、強い力をかけると折れやすいです。加工する際・組み合わせる際は、特に力加減に気を付けましょう。
最後の1個のパーツを組み合わせれば、星形の鍋敷きの完成です。
積み木のように毎回組み合わせるのを楽しんでも良いですし、強度を増すために木工用ボンドで接着しても良いです。
可愛い鍋敷きでキャンプのテーブルを飾ろう
高温のダッチオーブンやスキレットをテーブルに置く際に、テーブルを保護するため、鍋敷きはなくてはならない存在です。
本来鍋敷きは、上に物を置いてしまえば見えなくなってしまうアイテムです。しかし自分で手間暇をかけて作れば愛着が湧くので、ただテーブルに置いて眺めるだけでも楽しいですよ。
キャンプでテーブルをおしゃれに飾るためにも、鍋敷きを自作してみてはいかがでしょうか。