まつぼっくりでミニクリスマスツリーを作ってみよう!
冬のイベントの代表格、クリスマス。ご自宅でクリスマスツリーの飾り付けをするのが恒例行事の方もいるかもしれませんね。
一方で、今どきは「家に大きなツリーを置かない」という方も多いのでは?今回はそんな方におすすめの、まつぼっくりで作れるミニツリーの作り方をご紹介します!
簡単なので、親子での工作にもおすすめです。大人だけの世帯でも、玄関先や食卓の片隅にちょっとした季節感を演出してくれるミニツリーがあると素敵ですよ。
材料・道具
- まつぼっくり(大きさや個数はお好みで)
- ペンキ(緑、白がおすすめ。ゴールドやシルバーも素敵です)
- ペンキ用の筆やハケ
- ツリーの土台になるもの
- ツリーの飾りつけ
- スプレーのり、ボンド
まつぼっくりは基本的に1年中採集可能です。新しいまつぼっくりが松の木にできるのは10〜12月ごろですが、多くは木にそのままくっついており、数か月〜数年後に地面へ落ちてきます。そのため、採集自体は1年中可能なのです。大きな公園や海岸沿いによくある松の木の下を探してみてください。
なおクリスマスの1か月ほど前になると、100円ショップや手芸店、ホームセンターなどで工作用のきれいなまつぼっくりが出回ります。巨大なまつぼっくりなど、近所では手に入らないようなものが売られていることもありますよ。
ツリーの土台になるものは、木片や小さな植木鉢がおすすめ。今回は植木鉢と、小さなキャンドルを使ってみました。
飾りつけはスパンコール、ビーズ、モールなどお好みのものを使ってください。羊毛やリボンなどもかわいいですよ。ボンドは飾りつけるものに応じたものを用意してくださいね。軽く、くっつけやすいものならスプレーのりが便利です。木工用ボンドでくっつかないような、重く、ツルツルしたものをつけたい場合は、強力な接着剤やグルーガンなどがあるといいでしょう。
事前準備
まつぼっくりの下処理をします。
工作用として売られているまつぼっくりは下処理がほどこされていますが、公園などで拾ったまつぼっくりには虫などが潜んでいるかもしれません。使う前に煮沸消毒します。
沸騰したお湯にまつぼっくりを入れ、5〜10分ほどゆでます。
まつぼっくりは水気を吸うと、かさが閉じる性質があります。こんな姿になってもびっくりしないでくださいね。
濡れて閉じてしまったまつぼっくりは、乾かすと、開いてきます。
2〜3日天日干ししてもいいですが、ドライヤーで乾かすと、どんどんかさが開いていくのが見られて面白いですよ。
よく乾かしてまつかさが完全に開いたら、下処理完了です。
作り方
いよいよ着色していきます!まつぼっくりに筆でペンキを塗っていきます。
ペンキはまつぼっくり全体にまんべんなく塗るもよし、まつかさの端だけにチョンチョンと塗るもよし、全体を緑に塗ったあとに雪がうっすら積もったように白を散らしてみるもよし。お好みで塗ってください。
塗り終えたら土台をつけます。今回は小さなキャンドルを土台に使いました。キャンドルにしばらく火を灯し、ロウが柔らかくなったら火を消してまつぼっくりを置くだけです。接着剤不要で、少しいびつなまつぼっくりでも手軽にまっすぐセットできるので、初心者におすすめの方法です。
木片や小さな植木鉢などを土台に使う場合は、強力なボンドやグルーガンを使って固定してください。
最後に、飾りつけの工程に入ります。スプレーのりを全体に吹きかけ、乾く前にスパンコールを飾ります。
今回は軽いスパンコールを使うためスプレーのりで十分ですが、もし重いビーズなどを使う場合は、ボンドやグルーガンなどを使ってくださいね。
小さなまつぼっくりツリーでクリスマスを楽しもう
キャンパーには着火剤としてもおなじみのまつぼっくり。
もし秋のキャンプで余ったり、お子さんが公園でまつぼっくりをたくさん拾ってきたら、ぜひ小さなクリスマスツリーにしてみてくださいね。