炭火で焼いて、ジューシーな骨付きチキンを食べよう
クリスマスも近くなってきたことから、スーパーで骨つきの鶏肉を見かけることも多くなってきました。骨付きのお肉は、炭火で焼くことで、とてもジューシーに仕上がるので、キャンプやBBQなどでオススメの食材です。野外で骨付き肉を丸ごとガブッと食べられるのは、キャンプ飯の醍醐味でもあります。
今回ご紹介のレシピは、漬け込み液に漬けて、炭火で焼くだけで完成するローストチキンです。てりてりでジューシーなローストチキンを、ぜひ作ってみてください。
材料(2〜3人前)
骨付き鶏もも肉 2〜3本
<漬け込み液>
はちみつ 大さじ2
醤油 大さじ2
白ワイン 大さじ1
にんにく 1片
砂糖 小さじ2
オリーブオイル 大さじ1
塩 小さじ1
胡椒 適量
今回使用した鶏肉は大きめだったので、2本で作りました。上記で紹介している漬け込み液の量は、中サイズくらいの鶏肉であれば3本まで漬けることができます。
骨付き鶏肉の下処理
骨付きの鶏肉は、下処理が必要です。慣れると簡単な作業ですが、順を追って説明させていただきます。
フォークを使用して全体に穴をあけます。この作業をすることで、中まで火が入りやすく、味が染み込みやすくなります。
まれに羽根が残っている場合があるので、ピンセットなどで取り除きましょう。
余分な脂肪の部分は包丁で切り取ります。脂肪の部分は、焼くと鶏の脂臭さを感じることがあるので、取り除くことをオススメします。
皮の部分はあまりにも多い部分は切り取りますが、焼くと美味しいので、なるべく残しておきましょう。
左が余分な脂を取り除いた下処理後の状態。右が下処理前の状態です。
今回の鶏肉は大きめサイズだったので、ふたつに切り離します。小ぶりのものを購入した方は、切らずに使用しても大丈夫です。
くの字に曲がった部分に膝があるので、関節に包丁を入れて切り離します。
骨の継ぎ目の部分に包丁を入れると、切り離すことができます。少しでもズレてしまうと、硬い骨の部分に包丁が当たってしまうので、関節部分を探して切りましょう。
はじめは見つけにくいかもしれませんが、慣れると簡単に作業できますよ。切り離した鶏肉を、漬け込み液に漬けていきます。
鶏肉を漬け込む
漬け込み液を、容器に入れて混ぜます。
保存袋に混ぜた漬け込み液、下処理をした鶏肉を入れます。半日〜ひと晩ほどじっくり味をなじませます。
鶏肉を炭焼きにする
炭火おこしをしたら、網の上に汁気をきった鶏肉を並べます。漬け込み液はこの後に使用するので、捨てずにとっておきましょう。
骨付きの鶏肉に火が入るのは時間がかかるので、遠火でゆっくりと焼きましょう。周りで付け合わせや、おつまみなどを焼きながら作業をしてもよいですね。
鶏肉の表面が乾いてきたら、とっておいた漬け込み液をハケなどで塗ります。肉を裏返したりしながら、何度も塗り重ねてください。
だんだん表面の照りが増してきました。美味しそうです!
裏表焼き色がついて、中心まで火が入ったら焼きあがりです。
焼きあがったチキンは、ぜひガブッと豪快に、食べてみてください。骨付き肉ならではの、ジューシーな仕上がりになっていて最高です。
キャンプ飯のローストチキンは、骨付きの鶏肉で作るのがオススメ!
パンチの効いた味が好みの方は、マスタードをたっぷりとつけて召し上がっていただいても、美味しいです。
キャンプの醍醐味とも言える、炭焼きの大きめのお肉!骨付きチキンの手に入りやすいこの時期にぜひチャレンジしてみてください。クリスマスのローストチキンとしてもオススメのレシピですよ。