「ここにちょっと棚が欲しい」「サイズぴったりな収納箱をつくりたい」思い立ったら始めたいDIY。まずは道具をそろえるためにホームセンターへ…。いやいや、その前に100円ショップダイソーに立ち寄ってみてください。予想外に道具類が充実しています。今回はそんな中から、アウトドアでも使えるDIY道具類をご紹介します。
スモーキーシリーズ THE TOOLS「工具箱」
ダイソーでは、味気ない道具類を、ちょっぴりオシャレな見た目にしたDIY道具類「SMOKY SERIES」を展開しています。
その中から最初にご紹介するのは、THE TOOLSの工具箱。200円商品です。
釘やネジなどといった細かいパーツを入れるポケットが、フタ部分に3か所。フタをあけるとトレーがあり、工具の大きさや使う頻度などによって区分け収納ができます。
ポケットは突起部分にカチッとしまり、細かいパーツがこぼれてしまうような危うさは感じません。
また、持ち手はフタ部分に収納できるので、上部が平らに。なので、モノを重ねることもできます。
工具の収納だけではなく、車内の細々としたものを収納するのにも最適。趣味の細かいパーツの収納や裁縫道具入れとしても活用できそうですよ。
スモーキーシリーズ THE TOOLS「サンドペーパー」
次にご紹介するのもスモーキーシリーズの商品。サンドペーパーです。
上部がハンドルになっていて、サンドペーパー部分はスポンジのような形になっています。ハンドルがあるので、持ちやすく作業に力が入れやすいつくりに。
また、角面があるので細かい部分や、溝部分が削りやすくなっています。
金属、木材、プラスチックの表面を滑らかにし、塗料の着色を良くしてくれるサンドペーパー。
拾ってきた折れ枝などで遊んだり、工作したりしたがる子どもの指を傷つけないためにも、あると便利なグッズです。
6本差替ドライバー
ネジを締めるのに欠かせないドライバー。6本差替ドライバーは、ピットを挿して磁石で固定するタイプのドライバーです。
太めの三角形の持ち手部分は持ちやすく、手をかける部分には細かい突起が多数あって滑りづらくしています。
ビット(先端に付けるパーツ)は6種類。ドライバーについているゴムのやや狭めの穴に収納されています。
ドライバーの先端のビットを取り付ける部分には磁石が仕込まれていて、ビットを差し込むとピタッと吸い付くように固定されます。また先端部分の穴は六角形になっていて、ネジを回す時に一緒に回ってしまったり、空回りするような心配は感じません。
電動ドライバー用の6角ビットが使えるので、アウトドアなど電気が使えない場所での組み立てや、木工作業をするときに便利な工具です。
チタンコーティング鉄鋼ドリル刃
ダイソーでは電動ドリル・電動ドライバー用のドリル刃も取り扱っています。
6角ビット付なので、電動ドリル・電動ドライバーではなく、先にご紹介したドライバーに挿して使えば、電源のない場所でもOK。
このドリル刃は、鉄鋼・軽金属・木材の穴あけに便利です。
ご紹介したもののほかにも、ドリル刃にはサイズも種類もそろっているので、目的によって選ぶことができます。
折り込みのこぎり
最後にご紹介するのは、折りたたみ式ののこぎり。
折り畳むと刃が表に出ていないので、携帯用ののこぎりとして便利なグッズです。
のこぎりは引き切りタイプ。
刃渡り約13cmで、小枝や薪などをカットしたいときも役立ちます。
ストッパーを押しながら刃を引き出し、収納するときもストッパーを押しながら中に折り込む仕様。
ストッパーがついているので、不意に刃が表に出ていたり、刃が閉じてしまったりすることを防いでくれます。
持ち手も握りやすいサイズなので、アウトドアに携帯用のこぎりとしてあると便利です。
入門用の道具ならほぼ揃いそうなほど、DIY道具が充実していることにびっくり。道具の他にも板やネット、キャスターなどが揃っているので、まずはダイソーで使えそうなものをチェックしてみるとリーズナブルに揃えられるかもしれませんよ。
※店舗によって品揃えが異なり、在庫がない場合があります。また掲載商品については廃盤、仕様変更等となっている場合があります。
文/栗山 佳子