バードウォッチングにおすすめの双眼鏡は？選び方と人気商品24選

自然の中でキャンプをしていると、さまざまな種類の野鳥に出会えます。せっかくならちゃんとした双眼鏡を用意して、野鳥たちとの一期一会の出会いを楽しみたいですよね。そこで、双眼鏡を選ぶときのポイントと、今、選びたい“バードウォッチングにおすすめの双眼鏡”を紹介します。

バードウォッチングの楽しさは双眼鏡の質で決まる

野鳥がいることに気づいても、木立の合間にちらりと見えるだけでどんな鳥なのかわからず、残念な思いをしたことがある人も多いでしょう。野鳥観察を楽しむなら、双眼鏡は必須アイテム。双眼鏡があれば、鳥の顔や表情、鮮やかな羽の色や動きまで、じっくり観察することができます。

双眼鏡は、ニコンやキヤノンなどカメラメーカーとしておなじみのメーカーを中心にさまざまなものが出ています。安価なものもありますが、双眼鏡の質の良さはバードウォッチングの楽しさに直結するので、最低限のポイントは抑えておくことが必要です。野鳥の写真撮影がしたいというときにも、被写体となる鳥探しに双眼鏡が活躍します。

バードウォッチングにおすすめの双眼鏡の選び方

双眼鏡には、ライブやコンサート向け、天体観測向けなど、用途に応じた選び方があります。ここでは、バードウォッチングにおすすめの双眼鏡を選ぶときのコツや抑えておくべきポイントを紹介します。

倍率は8倍～10倍

野鳥観察には、公園や森林など視界を遮るものがある場所では8〜10倍、湖沼など開けた場所では8〜12倍の倍率の双眼鏡が最適です。初心者には、より広い範囲を観察できる6倍も扱いやすくておすすめです。

倍率は高いほどよりよく見えそうなイメージですが、あまり高倍率になると手ブレが影響して見えにくくなります。高倍率でもブレずに安定した視界で観察するには、三脚を使用するか、手ブレ補正機能が搭載されたモデルを選びましょう。さらに遠くのものを定点観察したい場合は、双眼鏡よりも高倍率なフィールドスコープを使うという方法もあります。

対物レンズは20ミリ～40ミリ

対物レンズは、有効径が大きいほど光をたくさん取り入れられるので明るさが上がり、解像度が高くなります。40ミリ42ミリのものなら、夜明けや夕暮れ時など光の量が少ない時間帯でも観察可能。50ミリなら天体観測にも使用できます。しかしレンズが大きくなる分、重くなるので、持ち運びやすさのバランスで選びましょう。

30ミリ程度のものであれば、明るさと携帯性のバランスが良く、入門用としてもおすすめ。コンパクトクラスの20ミリは、より軽さを求める人や子ども用に最適です。

軽量

重さは持ったときの感覚というより、それを長時間持ち続けて観察できるか、首からかけて野外を動き回れるかをイメージすることが大切です。気になる人は必要な機能を備えつつ、最も軽量でコンパクトなものを選びましょう。総重量が500〜600g程度が女性でも一日持って歩ける重さの目安です。

200g台などの超軽量タイプだと、カバンの中に入れていつでも気軽に持ち運べますね。ただしその分、レンズが小さくなり、明るさが足りないと感じる場合もあります。その場合は価格が上がってもレンズの性能がいいものにしておくなど、重さと見え方のバランスを考えて選びましょう。

軽量タイプは携行しやすく、扱いやすいので、肩や首の凝りや腕の疲労に悩まされることなく野鳥観察を楽しめます。

広視界タイプ

素早く飛び回る野鳥を探すバードウォッチングには、広視界タイプのものが適しています。ISO規格では双眼鏡を覗いたときに見える視界の広さをあらわす「見掛け視野」が60度以上のものが広視界タイプにあたります。バードウォッチングで解像度を落とさずに広い範囲を見渡したいなら、見掛け視野が65度から75度のモデルを選びましょう。

単眼鏡は倍率は高くても視界が狭いため、動きが早い野鳥を見るには不向きです。

衝撃に強い耐久性

アウトドアで移動しながら使うことを考えると、耐久性は重要です。手が滑ってどこかにぶつけてしまったり、鳥を追うのに夢中で転んでしまったりすることもあります。ラバーコーティングされたものならすべりにくく安心です。また、自分の手にフィットする形状かどうかも、できれば購入前に実機に触れて確かめてみるといいでしょう。

雨に強い防水タイプ

急な天候の変化で予想外の雨や雪に見舞われたり、夜露で濡れてしまったりすることもあります。そうした不測の事態に備え、防水タイプのものを選んでおくと安心です。ですが、防水タイプであっても、濡れたままにしておくと故障の原因に。できるだけ早くタオルなどで水分を拭き取り、乾いた状態で保管しましょう。

メガネ使用時はアイレリーフも重要

アイレリーフとは、双眼鏡を覗く際に接眼レンズと目との間をどのぐらいの距離にすれば機種本来の視界が見渡せるかをあらわす指標です。この数値が小さければ接眼レンズと目を近づけることになり、反対に数値が大きいと離すことになります。アイレリーフが小さいと、メガネがぶつかってしまい、正しく観察できなくなります。メガネユーザーは、アイレリーフが14mm以上の双眼鏡を選びましょう。

ハイスペックな双眼鏡で野鳥観察を楽しもう

最近ではデジカメ機能搭載で、そのまま写真の撮影や録画ができる双眼鏡などもあります。それも選択肢のひとつですが、ここでは野鳥観察を目的としたおすすめの双眼鏡をご紹介します。お気に入りの双眼鏡があれば、野外遊びがますます楽しくなりますよ。

ビクセン / Vixen

アトレックII HR8×25WP

手のひらサイズのコンパクトさを誇る双眼鏡。携行性に優れ、アウトドアで持ち運びやすい軽さと形状です。長時間の使用でも疲れにくいハイアイポイント設計。
●倍率:8倍 ●対物レンズ有効口径:25mm ●実視界:7.5° ●見かけ視界:55.3° ●明るさ:9.6 ●1000m先の視界:131m ●コーティング:PFMマルチコート ●射出瞳径:3.1mm ●アイレリーフ:15.0mm ●プリズム型式:ダハプリズム式 ●眼幅調整範囲:約57〜75mm ●最短合焦距離:約1.2m ●防水性能:あり ●サイズ(W×D×H):11.9×4.0×10.9mm ●質量:360g ●接眼見口:ハイアイポイント ●付属品:ソフトケース、ストラップ（ナロー）、対物キャップ×2、接眼キャップ×1（一体型）

バードウォッチングにおすすめの双眼鏡は？選び方と人気商品24選

バードウォッチングの楽しさは双眼鏡の質で決まる

バードウォッチングにおすすめの双眼鏡の選び方

倍率は8倍～10倍

対物レンズは20ミリ～40ミリ

軽量

広視界タイプ

衝撃に強い耐久性

雨に強い防水タイプ

メガネ使用時はアイレリーフも重要

ハイスペックな双眼鏡で野鳥観察を楽しもう

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