カナダでも大人気!Silky(シルキー)社のポケットボーイ
今回は僕の住んでいる、カナダでも人気のあるシルキー社のコンパクトノコギリ、「ポケットボーイ」をご紹介します。
シルキー社からは、たくさんの種類のノコギリが販売されています。
その中でも、特にキャンプにおすすめのモデルや、便利な使い方など詳しく解説させていただきます。
メイドインジャパンクオリティのシルキー社
皆さんはシルキーという企業をご存知ですか?
日本の兵庫県に本社を置く、ノコギリやノコギリのアクセサリをメインに取り扱っている企業です。
シルキー社から販売されているノコギリは、商品のクオリティの高さから日本国内外を問わず、アウトドア愛好家からの信頼を得ています。
シルキー社のノコギリの魅力
個人的にシルキー社のノコギリ(シルキーソーとも呼ばれます)の好きなところは、切断能力の高さです。
シルキー社は、ノコギリの刃の設計を見直すことで、切断時に引っ掛かりのない切れ味の良いノコギリを生み出しました。
切断時に引っ掛かりがないため、ノコギリを引くときに大きな力が必要なく、簡単に木材を切断することができます。
切断面もとても綺麗なので、庭木などの剪定やDIYにも利用できます。
ノコギリの刃には焼き入れ加工が施されており、すり減りに対する耐性が非常に高くなっています。
刃の寿命も長く経済的です。
キャンプにおすすめのシルキーソー
シルキー社からは、持ち運びに便利な折りたたみタイプや、林業や庭師などのプロが使用するタイプまで数多くのノコギリが販売されています。
そんな中でも僕がキャンプにおすすめしたいモデルは、ポケットボーイというシリーズです。
ポケットボーイは刃渡りの長さが13cmと17cmの2種類、刃の種類は6種類から選ぶことができます。
僕が実際に使用しているのは、刃渡り17cmのカーブというモデルです。
このモデルのおすすめポイントは3つあります。
1.軽量コンパクト
ひとつ目は、軽量でコンパクトに持ち運べる点です。
折り畳んだときの全長は、たったの21cmしかありません。
本体の重さは実測で220gと軽量です。
スリムな形状をしているので、バックパックのポケットや荷物の隙間に滑り込ませて持ち運べます。
2.カーブした刃の形状
ふたつ目はアーチ状にカーブした刃のおかげで、簡単に木が切れる点です。
カーブした刃は、引くだけで自然と切る方向に力が加わるので、ノコギリを木に押し付ける必要がありません。
薪を集めるためにたくさんの木を切りますが、体力を使わずに切断できるのはとても助かります。
3.低い位置でも切りやすい角度調整
ポケットボーイシリーズのノコギリには、刃の角度を2段階から調整する機能が付いています。
腰の高さよりも低い位置で使用する場合、刃の角度をあげて使用すると手首への負担が減ります。
焚き火の途中で薪を追加したいときなど、足元で作業をするときはこの機能が特に役に立ちます。
角度調整も簡単です。
写真の右手親指部分にある、刃をロックしている金具を指で押さえ、反対の手で刃を持ち上げるだけで完了です。
切断時に、ノコギリの刃が石などの硬いものに当たってしまうと刃こぼれの原因になるので、足元で使う際も木の上で作業するようにしています。
組み合わせ自由自在
ポケットボーイは持ち手の色ごとに刃の種類が分かれており、僕の使用しているカーブモデルは持ち手が黄色です。
好きな色と使いたい刃が合わないときは、替え刃を購入することで好みに合わせてカスタマイズが可能です。
例えば、黒色のノコギリは通常「万能目」と呼ばれる刃がついています。
ですが、カーブの替え刃を追加で購入することで、黒色の持ち手にカーブタイプの刃を取り付けることが可能です。
まとめ
キャンプでは使うことが少ないと思われがちなノコギリ。
しかし、ひとつ持っていると薪を現地調達できたり、木の枝をポールのように加工できたりと、何かと便利です。
キャンプ道具にノコギリが入っていない方は、コンパクトで切れ味の良いシルキーソーがとてもおすすめです。
2021年、ノコギリを使ったキャンプにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?