小気味よく走れる道に出会うと、すごく得した気分。さらに景色もよく、周辺に遊び場が点在していればいうことなし。そこで、試乗遠征経験豊富なモータージャーナリストのみなさんに、おすすめルートを聞いてみました。
1.美幌峠(北海道)
眼下に湖面が広がる広大なルート
北海道の美幌町から国道243号を通り、屈斜路湖へ向かう峠道。モータージャーナリストのスーザン史子さんのおすすめコースはこの美幌峠で、美幌町から峠までが美幌街道、峠を境に弟子屈までは滑走路のような直線が続くことからパイロット国道と呼ばれる。周辺にはMTB用の河畔公園自転車コースや和琴温泉露天風呂、和琴半島湖畔キャンプ場など遊び場も盛りだくさん。
峠からは屈斜路湖が一望できる。ちなみに夜中に通ったら、あちこちで鹿の目が光っていて非常に怖かったとか。
2.八幡平(岩手・秋田県)
火山地帯ならではの神秘的な光景
岩手・秋田両県にまたがる台地状火山、八幡平を横断する峠道。「コーナーごとに変化するパノラマが魅力で、休憩用の駐車スペースも複数あり、景色をたっぷりと楽しめます」(カメラマンの尾形和美さん)。標高1,400mの高所温泉・藤七温泉や産地直送野菜が並ぶ松っちゃん市場、そして日本有数のトレッキングエリアである八幡平リゾートにも立ち寄りたい。