100均のBBQ用マルチホイルはキャンプ飯にも大活躍
BBQコンロの内側にセットすることで、お手入れが簡単になるアイテムとして重宝する極厚ホイルをご存知ですか。主な用途としてはBBQコンロの汚れ防止になりますが、極厚ホイルならではの破れにくさを利用した、キャンプ飯作りにも使用することができます。
アウトドアメーカーや、ホームセンターなどで販売されている極厚アルミホイルですが、同じ厚さの商品が100均でも手に入ります。今回は、ダイソーの極厚ホイル「BBQマルチホイル」を使用して、チーズたっぷりのホイル焼きと、ポップコーン作りのレシピをご紹介します。
ダイソーのBBQ用マルチホイル
極厚ホイルはアウトドアメーカー品では、ロゴス(LOGOS)の商品が有名ですが、同じ厚さの商品がセリアやダイソーでも手に入ります。今回購入したのは、ダイソーの「BBQ用マルチホイル」です。
サイズ:長さ2m × 幅30cm × 厚み0.035mm
通常のアルミホイルの厚さは0.012mm〜0.015mmほどになるので、約3倍の厚さになります。長さが2mなので、お試しに使用するにはちょうど良いサイズです。極厚ホイルの為、通常のアルミホイルのようなカット機能が箱についていないので、ハサミを使用して切る必要があります。カットする際は、切り口で手を切らないように注意してください。
ほどよい厚さで扱いやすいので、破れることを気にすることなく料理ができ、キャンプ飯の幅が広がりそうです。
鶏ささみとカマンベールチーズのホイル包み焼き
材料(2人前)
鶏ささみ 2本
しめじ 0.5袋
キャベツ 2枚
カマンベールチーズ 4分の1個
鶏肉は、ささみ以外にも胸肉やもも肉などで作っても美味しく召し上がれます。鮭や、海老などの魚介類を使用してアレンジしてもいいと思います。
作り方
ささみは筋を取り除いてそぎ切りにします。しめじは石づきを切り取って手でほぐします。キャベツはざく切りにします。カマンベールチーズは食べやすい大きさにカットします。
ホイルを広げて、ささみをのせます。お肉を下に入れることで、火が入りやすくなります。
しめじ、キャベツ、チーズをささみの上にのせます。
端をぐるぐると巻いて折り曲げ、しっかり止めます。穴が開いた場合、中の蒸気が抜けてしまい、加熱不足になりやすいので気をつけましょう。
ホイルで包んだ食材を炭の上に置いた網にのせて加熱します。
チーズの焼ける香りがしてきたら、お肉にも火が入ったサインです。中を開けて焼き具合を確認してください。とろけたカマンベールチーズを全体に絡めて召し上がってください。ご飯のおかずとしても、ワインなどのおつまみとしてもオススメです。
しっかりとした味付けがお好みの方は、塩胡椒や、味噌を入れていただいても美味しく召し上がれます。
極厚ホイルで作るポップコーン
材料(2〜3人前)
ポップコーン用コーン 大さじ2程
サラダ油 小さじ1
ポップコーン用のコーンは、スーパーでは乾物コーナーや、豆コーナーなどに陳列されています。
作り方
30cm×30cmほどの大きさに切ったホイルの中心に、ポップコーン用コーン、サラダ油の順番に置きます。
同じ大きさに切ったもう一枚のホイルをかぶせて、端から丸めて包んでいきます。穴が開かないよう、しっかり確認しながら押し潰しましょう。
炭火の上にポップコーンを包んだホイルを置きます。しばらく加熱すると、ポップコーンが弾ける音がしてくるので、トングなどを使用してゆすりながら加熱し続けます。
弾ける音が収まって、ゆらした際にカラカラと、コーンの転がる音がしなくなったら完成です。火傷に注意しながら、ホイルを開けてください。お好みで塩胡椒や、キャラメルシロップをかけても美味しく召し上がれます。
極厚アルミホイルを利用して、様々なキャンプ飯を楽しもう
極厚アルミホイルなので、多少のことでは穴が開いたりせず、安心して調理することができます。今回ご紹介したレシピ以外でも、焼きそばや、目玉焼き、野菜炒めなど様々な用途で使用することができそうです。
通常の厚さのホイルでは難しい、ポップコーンも簡単に作ることができました。ポップコーンの弾ける音を聞くのが、子ども達にも好評でかなり盛り上がります。ぜひキャンプ飯作りに、極厚アルミホイルをご活用ください。