私たちの生活に欠かせないスマートフォン。アウトドアシーンでも野外ならではのさまざまなトラブルにいち早く対応できる、心強いツールだ。特に山間部などの変わりやすくなる天気をリアルタイムで確認する際、電波さえ届いていればスマホのアプリに勝るツールはないといっていい。そこで今回はアウトドア上級者が愛用しているお天気アプリを紹介しよう。
■『Windy.com』(※iPhoneの詳細はこちら Androidの詳細はこちら)
大気や雲の動きなど、天気の予測を視覚的にとらえることが可能。地図上でピンポイントに状況が確認できる。「カヌーやカヤックを乗る人はよく見ています。風の動きが視覚的にわかりやすいです」(編集部・須藤)、「天候によるイベントの開催の有り無しを最終的に決断する決め手になります」(アウトドアプロデューサー・長谷部雅一さん)
■『東京アメッシュログ』(※iPhoneの詳細はこちら Androidの詳細はこちら)
東京都下水道局が東京近辺の雨の観測状況を5分間隔で地図上に表示する「東京アメッシュ」。精度の高い降雨情報として高い支持を得ているが、こちらのアプリではリアルタイムの東京アメッシュが確認できるのはもちろん、情報を過去にさかのぼって閲覧することができる。「自転車移動の時に雨に濡れないようにチェックしている。かなり濡れなかった」(編集部・須藤)
■『天気jp』(※iPhoneの詳細はこちら Androidの詳細はこちら)
アウトドアプロデューサー・長谷部雅一さん、編集スタッフ・中山夏美さんが愛用している、日本気象協会公式の天気予報専門アプリ。週間天気のさらに先まで予報がわかる「2週間天気」を配信しており、そのうちの10日間はそれぞれ時間帯ごとの天気予報にも対応。ほか「星空」「紫外線」「花粉」「熱中症」「お出かけ」といった細かい指数を示す「お役立ち情報」が25項目あり、興味がある分野を選んで設定することもできる。
■『Yahoo天気予報』(※iPhoneの詳細はこちら Androidの詳細はこちら)
アウトドアプロデューサー・長谷部雅一さんが愛用。こちらでは最長17日間の天気予報を配信しているが、予報が難しい10日以降の天気に関しては、予報の信頼度を3段階(A、B、C)で表示。また1時間ごとの細かい天気には3日分の72時間対応している。
■『気象庁レーダー』(※iPhoneの詳細はこちら Androidの詳細はこちら)
こちらもアウトドアプロデューサー・長谷部雅一さんが愛用。雨や積雪、降雪に関する気象庁予報にリアルタイムでアクセスできるよう設定されている。一度現在地を設定すれば、自動的に今いる場所へとアクセスが可能。その場所の天気を素早く知ることができる。
■『ウェザーニュース』(※iPhoneの詳細はこちら Androidの詳細はこちら)
編集部・須藤が愛用。気象のプロフェッショナル400人と全国にいる約250万人のウェザーリポーターがリアルタイムに天気情報を集計。独自のネットワークによる天気予報の精度は90%以上を誇る。
■『Snow-Forecast.com』(※iPhoneの詳細はこちら Androidの詳細はこちら)
冬場のアウトドアやスキー時などに愛用する人が多数!このアプリ1つで日本はもちろん世界中のスキーリゾートの地図や天気、積雪情報をチェックすることができる。このアプリがあれば、雪の状態がベストな場所をいち早く見つけ、スキーや冬レジャーの計画に役立つ。
ダウンロードしていれば心強いアプリの数々。だがいくら日本の携帯電話のインフラ設備が優れていても、郊外や山間部には携帯の電波が通じない場所もまだ存在する。スマホだけに頼るのではなく、アウトドア時にはそのための備えも忘れずに。