『ポリッジ』は山ごはんにぴったり!
オートミールが苦手な友人も絶賛!“スティールカットオーツ”で作る美味しいポリッジ
今回の主役はオートミールです。「オートミールは苦手」という人にも是非試していただき、オートミールの美味しさを知ってもらいたいメニューを紹介します。使用するオートミールは”スティールカットオーツ”です。
スティールカットオーツとは、オーツ麦のもみ殻を取って、ただ細かく割っただけのもの。お米に例えるなら玄米のような、胚芽や外皮がそのまま残っている状態のものです。ぷちぷちっとした食感が美味しいオートミールです。さらにスティールカットオールはオートミールの中でも断トツの栄養価と美容効果があるというおまけまで。加熱処理されていない分、調理に少し時間を要しますが、多めに作って冷凍保存しておくことができます。
※スティールカットオーツの炊き方は後半部分で紹介しています。
そもそもポリッジってナニ?
ポリッジ(porridge)は、お粥という意味です。イギリスやフィンランド、アメリカなどでは、オーツ麦を水や牛乳で煮込んで作るオートミールのお粥のことをポリッジと呼び親しまれています。
山ごはんにポリッジをすすめる理由
まずは単純に手軽でおいしいというのが一番の理由です。さらにオートミールに含まれている栄養素をみると、筋肉を作るために必要な良質なたんぱく質やカラダのエネルギー源となる糖質が豊富に含まれている点や、筋肉の疲労回復効果のあるビタミンB1や鉄分、カルシウムに食物繊維など、オートミールは栄養バランスが良く、少量食べるだけでも満足感があり、腹持ちが良いのもポイントです。食後に”お腹は満足しているけどカラダは軽い!動ける”という、なんとも心地のよい感覚がポリッジを山ごはんにすすめる理由です。
【りんごとレーズンのシナモンポリッジレシピ】
【材料 1人分】
・ポリッジ 70g~(好みの量でOKです)
・りんご 1/4個分
・レーズン 大さじ1/2くらい
・ナッツ(ここでは、くるみを使いました)2粒程度
・豆乳 50ml~(好みのとろみでOKです)
・メープルシロップ 適量
・シナモン(好みで)
・ミント(あれば)
・レモン汁(りんごの変色防止用に)
【レシピ】
(1)シェラカップにポリッジとまずは少量の豆乳を注ぎ入れます。
(2)ガスバーナーで温めます。
(3)ポリッジが温まったら、りんご、レーズン、くるみなどをトッピングします。
(4)仕上げにシナモンとメープルシロップをかければできあがりです。
【キウイとブルーベリーのはちみつポリッジ】
【材料 1人分】
・ポリッジ 70g~(好みの量でOKです)
・キウイ 1/2個分
・ブルーベリー 5粒くらい
・ナッツ(ここではアーモンドを使いました)
・豆乳 50ml~(好みのとろみでOKです)
・はちみつ 適量
・ゴジベリー(好みで)
・ココナッツファイン(あれば)
【レシピ】
手順は、(1)~(2)はりんごとシナモンのポリッジと同じです。
(3)ポリッジが温まったらキウイ、ブルーベリー、アーモンドなどをトッピングします。
(4)仕上げに、はちみつ、好みでココナッツファイン、ゴジベリーをトッピングすればできあがりです。
スティールカットオーツでポリッジを作ろう!
【材料】
・スティールカットオーツ 1カップ
・豆乳 1カップ
・水 2カップ~
・塩 少々
※水分は、水だけ、豆乳だけでも可。他にもアーモンドミルクなど好みのもので。
水加減もオートミール1に対して、水3~4とこちらも好みの固さに調整可能です。
(1)作りたい分量のスティールカットオーツをひと晩水に浸します。
(2)中弱火でときどきかき混ぜながら、汁気がなくなるまで煮ます。好みの固さになったら軽く塩をします(汁気が足りなければ水を足します)。
(3)バッドに移して冷やします。
(4)冷凍用保存袋などに小分けにします。
色々な種類のオートミールで簡単に作れます
ここでは、スティールカットオーツを使用したレシピで紹介していますが、手軽に購入できるオートミール(クイックオーツやインスタントオーツ)を蒸して圧延し調理しやすく加工されたタイプのものなど、どのタイプのオートミールでも作ることができます。オートミールは栄養バランスの良い食品です。美味しい食べ方を見つけて、日々の食生活にも取り入れてみてはいかがですか?