5月も中旬を過ぎ、日に日に気温も上がっていますね。暑い夏は、ツルツル食べられる麺がおいしい。キンキンに冷えた麺なら、サクッと食べられますよね。
自然のなかでそうめんを食べるなら、やっぱり一度は「流し麺」をやってみたい!
今回は、手打ちうどんの作り方と、流し麺をご紹介します。
【流し台を作る】
全長10m以上の竹を切り出し、アトリエに運ぶ。なるべく太くて真っすぐなものを。夏の竹は水分を含んでいる分、重た〜い!!
カーブした部分は横に曲がるように。下にたわんだ部分がくると水が溜まってしまう。
竹の中心にナタを当て、木槌で叩く。コツコツと慎重に刃を入れ、徐々に割っていく。
竹が長いので、全体の3分の1ぐらいの長さまではナタを左右均等に叩きながら割る。
3分の1ぐらいの長さまで割ったら、足で片側を押さえ、一気に引き上げて2つに割る。
節を抜く。凸凹を残したほうが流したとき面白い。片側の端は逆流止めとして残す。
ナタで切り口のささくれを削り取ったら、組み立てる長さに合わせてカットする。
【うどんを打つ】
基本の材料は中力粉と塩と水だけ。子どもが喜ぶピンクのうどんに仕立てるため、赤くて甘酢っぱいクサイチゴの実を混ぜる。
イチゴの実を潰す。ザルに入れて漉しながら潰す。水と合わせて200㏄の分量にする。
水に塩大さじ1を入れて溶かす。粉400gをボールに入れ中央にイチゴ水を注ぐ。
粉を混ぜる。最初はゴムベラでザックリと。水分がなじんできたら手でつかむように混ぜる。
ある程度まとまってきたら体重をかけながら5〜10分こねる。生地を回しながら均等に。
ひとつにまとめてビニール袋に入れ、延ばすように踏む。これを5回ほど。コシが出る。
4時間ほど生地を寝かせたら、板に粉を振り、生地を手のひらで丸く延ばす。
さらに綿棒で薄く延ばす。穴があくと修正できないので丁寧に。四方に均等に延ばす。
三つ折りして重ね、包丁で切る。すぐくっついてしまうので、粉を振ってばらす。
【完成】
【教えてくれた人】
長野修平さん
枝、流木などの自然素材を用いたクラフトに定評があるネイチャークラフト作家。料理の腕もプロ級。
【子育てパパ長野修平の青空日記vol.16】海辺の漂着物でゆらゆらモビールづくり
【子育てパパ長野修平の青空日記vol.15】イテセニで草を編む
【子育てパパ長野修平の青空日記vol.14】まだまだおいしい土窯メニュー
【子育てパパ長野修平の青空日記vol.13】土窯を使ってふっくら、にこにこパン焼き大会
【子育てパパ長野修平の青空日記vol.12】木の芽を摘んで、野趣弁当作り
【子育てパパ長野修平の青空日記vol.11】季節の花を摘んで押し花思い出アート
【子育てパパ長野修平の青空日記vol.10】親子画家、誕生!? 鉛筆を持って、スケッチハイキング
【子育てパパ長野修平の青空日記vol.9】飾ってよし、眺めてよしのインテリアな巣箱
【子育てパパ長野修平の青空日記vol.8】夢のお守りドリームキャッチャーづくり
【子育てパパ長野修平の青空日記vol.7】背負子を背負ってワンデイハイキング
【子育てパパ長野修平の青空日記vol.6】貝殻を使った雅な自然遊びでパーティー
【子育てパパ長野修平の青空日記vol.5】フルーツ絵の具であぶり絵画
【子育てパパ長野修平の青空日記vol.4】子どものアートを飾ってファイリング2016年2月20日
【子育てパパ長野修平の青空日記vol.03】わら細工でエコライフ2016年2月13日
【子育てパパ長野修平の青空日記vol.02】雪中基地作り2016年2月6日
【子育てパパ長野修平の青空日記vol.01】寒い冬場はまきストーブでホッコリ!