焼き鳥BBQで必要な下処理法を覚えよう
キャンプやBBQで定番の焼き鳥を楽しむためには、鶏肉の下処理をしっかりする必要があります。少し難しい内臓系の下処理法も、一度覚えてしまうと、様々なお料理に応用できますよ。
今回は、鶏肉の下処理法と、オススメのタレのご紹介をします。
材料(4人前)
鶏もも肉 2枚
鶏むね肉 1枚
鶏レバー 200g
鶏砂肝 200g
鶏手羽先 5本
それぞれのお肉の部位の量は、お好みで変更や追加をしていただいても大丈夫です。内臓系の部位は、それぞれ下処理が必要なので詳しくご紹介します。
鶏レバーの下処理
レバーはハツがついた状態で販売されているものもあります。レバーのみを購入した場合は、ハツの取り外し作業は必要ありません。
ハツを包丁で切り離します。
脂肪の部分は寝かせるように包丁を入れて、切り離します。
白い部分を取り除いたら、縦割りにして、中の血を包丁でこそげ落とします。
レバーは、白い筋や血の塊、脂肪を包丁で取り除きます。串に刺しやすいサイズに切ります。
容器にレバー、ハツを入れ、ヒタヒタになるまで牛乳を入れます。一晩冷蔵庫で臭み取りをします。
牛乳を優しく流水で洗い流し、ザルで水切りをして簡単に水分を拭き取り、串に刺します。
ハツは、横向きに並べて串打ちをすると均等に火が入りやすいです。
砂肝の下処理
砂肝には白い筋の部分がついています。
包丁を寝かせて、奥にスライドさせるようにしながら切り取ります。
筋は両サイドについているので、それぞれ切り離します。黄色い脂肪がついていた場合は、同じように切り離しましょう。
筋取りができた砂肝は、食べやすい大きさに切ります。
手羽先の下処理
関節が曲がる部分に包丁を入れて切り離します。
手羽先の状態で焼いても美味しいですが、半分に切り、手羽中肉にすることもできます。この場合は、骨が2本繋がっている関節の部分に包丁をいれて、肉を切り離して作ります。
手羽先を3つの肉に切り離しました。
串打ちのポイント
肉を串に刺すときは、折り曲げるようにしながら刺すことで、しっかり刺さります。網の上で返す際に、肉のズレがなく、安定して焼くことができます。
事前準備として、ここまでを自宅で行うと、現地での作業が少なく手軽にBBQを楽しむことができます。
焼き鳥BBQにオススメのタレ
定番の焼き鳥のタレや塩胡椒に加えて、ナンプラー、スイートチリソース、コチュジャンなどの調味料もオススメです。もちろん、焼肉のタレとの相性も抜群です。
ナンプラーは、肉類との相性がとても良い調味料なので、ハケなどで塗りながら焼いても美味しいです。
焼き方のポイント
鶏肉を並べて焼いていきます。鶏肉は、牛肉や豚肉に比べて中心まで火が入るのに時間がかかるので、遠火でじっくり焼くのがポイントです。
焼きながら、何度かタレをハケで塗ります。ハケを動かす際は、タレを肉の上にとんとんと置くようなイメージで動かしましょう。
トングで何度か返しながら焼いたら完成です!
炭火で焼いた焼き鳥は格別の美味しさ
炭火ならではの焼き上がりが楽しめるのが、焼き鳥BBQの一番のオススメポイントです。臭みのあるレバーや砂肝も、炭火で焼くことでカリッと香ばしく仕上がり、格別の美味しさです。ビールなどのお酒のおつまみとしても楽しめ、ご飯も進むのでファミリーキャンパーの方にもオススメです。牛肉や豚肉を使ったBBQとは一味違った焼き鳥BBQをぜひ一度お試しください。