キャンプの朝食に、おやつに『手作りグラノーラ』はいかがですか?
スキレットで”おいしいグラノーラ”が作れます!
いつの間にか日本でも定番の朝食メニューやおやつとして人気の『グラノーラ』。ただ食べてはいるけど、グラノーラってそもそもナニ?シリアル?コーンフレークと何が違うの?など、そんな小さな疑問を抱えている人は少なからずいるのではないでしょうか。ここでは、グラノーラのレシピを紹介する前にそんな疑問から解説していきたいと思います。
シリアルってナニ?
シリアルは、小麦、大麦、玄米、とうもろこしなどの穀物を加工した食品の総称です。厳密には「麦」が原料のものをシリアルと呼びます。グラノーラの原料は麦なのでシリアルの一種になります。
グラノーラってナニ?
グラノーラは穀物、ナッツ、甘味料、植物油などを混ぜて加熱調理し、そこにドライフルーツなどを入れて味付けしたものです。
コーンフレークとの違いは?
グラノーラとコーンフレークは原材料が違います。グラノーラは穀物を使用しているのに対して、コーンフレークはとうもろこしを原料にして作られています。どちらもシリアルの一種です。
たっぷりのナッツとドライフルーツで優しい甘さに仕上げました!
グラノーラのレシピ<基本編>
【材料】
・ロールドオーツ(オートミール) 1と1/2カップ
※レシピではロールドオーツではなくオートミールと記載します。
・オイル(なたね油、太白ごま油、米油など)大さじ2 ここでは太白ごま油を使用
・甘味料(きび砂糖、メープルシロップなど)大さじ2~ ここではメープルシロップを使用
・天然塩 少々
・粉(全粒粉や玄米粉、ライ麦粉、なければ小麦粉で可)20g
・好みのナッツ類2~3種類(アーモンド、ピーカンナッツ、くるみ、ココナッツなど)を各大さじ1
・シード類2種類(カボチャの種、ひまわりの種、ごまなど)を各大さじ1
・ドライフルーツ(レーズン、デーツ、いちじく、クコの実など)適宜
・シナモンやブラックペッパーなど(好みで)
【道具】
・スキレット(今回は、8インチタイプ=直径約20cmを使用)
・クッキングシート
・スパチュラ
・木べら(ここでは耐熱用のスパチュラを使用)
・計量スプーン
・計量カップ
・バット
【レシピ】
(1)十分に熱したスキレットにオートミールを入れます。焦げないようにヘラで混ぜながら5分ほど炒ります。
※炒り時間によって味が変化します。炒る時間が長くなるほど香ばしい味わいに、逆に炒る時間が短ければ甘味が強い仕上がりになります。
(2)炒ったオートミールはバットなどに一旦移します。空いたスキレットは軽く汚れを拭きます。スキレットにクッキングシートを敷いてオイル、メープルシロップを入れて弱火で温めます。
(3)ふつふつと沸いてきたら火を止めてオートミールを戻し入れ、まんべんなく混ぜ合わせます。
(4)粉を入れてさらにまんべんなく混ぜ合わせます。
(5)粉が全体に混ざり、さらさらした状態になったら、クッキングシートを取り外し、再び火をつけてナッツ、シード類、塩を少々加えてさらに10分を目安に弱火で炒ります。香ばしくなるようにしっかりと炒りましょう。
(6)(5)をクッキングシートに戻し粗熱をとります。粗熱が取れたらドライフルーツを混ぜ合わせればできあがりです。
(8)完全に冷めたら保存容器に入れて常温で保存します。
『手作りグラノーラ』をおいしく作るポイント!
せっかくグラノーラを手作りするならこだわりたいのが材料選びです。原材料のチェックは忘れずに行ないましょう。
例えば…。
・ナッツ&シード類は、塩などが添加されていないもの。
・ドライフルーツは、植物油や砂糖が添加されていないもの。もし、添加されている場合は、湯通しして使うことをおすすめします。
食べ方はお好みで!
フレッシュなフルーツや好みの飲み物をかけて。アーモンドミルク、豆乳、ヨーグルトなど。グラノーラは水分と一緒に摂るのがオススメです。アサイードリンクを持参すればアサイーボウルも作れちゃいます。
自分好み、家族好みのオリジナルグラノーラに仕上げよう
今回は、基本的なレシピ・材料を紹介しました。トッピングする素材や甘さ加減によっても、ずいぶんと印象の違うグラノーラを作ることができます。基本のレシピの甘みは控えめにしています。ドライフルーツの種類によっても甘味のバランスは変わります。食べるときに好みで甘味料を加えることもできるので、甘さはほんのり程度の分量にしています。まずは基本の作り方をマスターして『スキレットで作るオリジナルのグラノーラ作り』を楽しんでみてください。