「履く人が、不便を感じずに、使いやすく耐久性に富んだ靴を作る」をモットーに、厳選された素材で丹念に作り上げるアメリカのブランド「Danner (ダナー)」と、スノーピークがコラボレーションしたアイテム「TRAIL 2650 GTX SP」が、6月5日に新登場する。
都会と自然を行き来するという共通点を持つスノーピークとダナーは、高い生産技術で、クオリティーを保ち続けるものづくりの姿勢にも相通じるところがあり、実は2018年から継続的にコラボレーションを続けているのだ。
シューズの脱ぎ履きが多いキャンプシーンで快適な仕様
シューレースがオフセットされ、着脱がしやすいクイックレースも付属
新登場の「TRAIL 2650 GTX SP」は、「 TRAIL 2650 GTX 」をベースモデルとしてアップデートされている。
甲への負担を軽減するために、シューレースが外側にオフセットに。また、普段使いでの使用の際もシューレースが 引っ掛かりにくい構造となっている。さらに、シューズの着脱シーンが非常に多いキャンプでの実用性を向上させるべく、シューレースを通常の丸平紐に加え、アジャスター付きのクイックレースが付属されている。クイックレースはリフレクター仕様となっており、夜間の足元の視認性も向上している。
さらにシュータンにストラップを追加することで、着脱時のストレスが大幅に減少。アッパーの外側にはGORE TEXの刻印、内側にはSnow Peakの刻印がそれぞれ入る。カラーはタウンユースでも使いやすいブラックと、主に1990年代のスノーピークのキャンプギアに使用されていたクラシックカラーのパープルの2色展開。アウトドア性能の高いTRAIL 2650 GTXに、キャンプとタウンユースでの実用性をプラスした、スノーピーク特別仕様となっている。
通気性、クッション性、安定性が向上
アッパー素材はメッシュ素材が採用され、ライナーはゴアテックスにアップデート。ソールは、Vibramと共同で開発したVibram 460ソールが使用されている。また、どんな天候下でも最上級のグリップ力を発揮するMegagripが使用され、軽量EVAのMidsoleと通常内部に配置されているヒールカウンターを外部に出し、軽量化とサポート性が向上。
さらに、アッパーのスエードにパンチングが施され、十分な通気性が確保されるようになった。Ortholiteのインソールでクッション性も抜群。Trailguard製法で靴の屋台骨であるTPUのシャンクを外に出すことでより軽量化し、安定性を高めている。
雨が多く、気温が高くなるこれからの季節に、野外でも街でも活躍しそうな一足だ。