「アウトドアでピザ」は、キャンパーのあこがれ
大人から子どもまで、「ピザが嫌いだ」という人に出会ったことがありません。日本人にピザ好きが多いのは、間違いないでしょう。
調理に手間はかけたくないけれど、アウトドアでもピザが食べたい。今回ご紹介するのは、そんなキャンパーの皆さん、必見のレシピです。
作るのはパリパリの生地に、定番のトマトソースを使った棒ピザ。照り焼きチキンピザも「あるもの」を使えば、失敗なしで作れてしまいます。
子どもでもできるくらい簡単で、時短なのにやみつきになるおいしさ。特別な道具はいりません。スキレットを1台お持ちでしたら、それでOK。
こんな条件を満たしてくれる夢のピザが、次のキャンプですぐに作れます。
やみつきピザに使う生地は「春巻きの皮」
パリパリ食感を楽しむために使う生地は、ズバリ「春巻きの皮」です。
今回は人数が多いときなどにも量を作れて、配りやすいよう、棒ピザにしていきたいと思います。一見「ピザ?」という見た目ですが、味はちゃんとピザですのでご心配なく。
ソロキャンのときや少人数のときは、スキレットに春巻きの皮を1枚そのまま広げて、具をのせて焼くのもおすすめです。見た目もピザらしく、豪華になります。
材料と作り方
それでは、定番のトマトソースと照り焼きソースに、デザートのレシピも一品加えてご紹介したいと思います。
材料はすべて、棒ピザ1本分の換算になります。
◆定番ピザといえばトマトソースにウィンナー野菜
【材料1】
春巻きの皮 1枚
ピザソース 約大さじ1
ウィンナーカット 1本分
ピーマンスライス 少々
タマネギスライス 少々
コーン(ホール缶もしくは冷凍) 少々
チーズ(シュレッドチーズなど) 約大さじ1
オリーブオイル 適量
【作り方1】
1.春巻きの皮を広げ、ピザソースをのせる。
2.タマネギ、ピーマン、ウィンナー、ソーセージ、コーンとのせて、最後にチーズをのせる。
3.具材のある右下を三角に折り、両端を折り込んで巻いていく。
4.巻き終わった状態。時間が経つと皮が水分を吸って弱くなるので、作ったらすぐに焼いていく。
5.スキレットを火にかけ、温める。熱くなったら、少し多めのオリーブオイルを回し入れる。
6.スキレットに皮の巻き終わりを下にして作ったピザを入れ、弱火で2分焼く。
7.裏返して、もう2分ほど焼く。火力が強すぎると焦げてしまうので、なるべく弱火調理になるよう心がける。
両面焼けたら出来上がりです!
◆もうひとつの人気テイスト。照り焼きチキンピザ
【材料2】
春巻きの皮 1枚
焼き鳥(タレ)缶詰 半分量
タマネギスライス 少々
マヨネーズ 少々
チーズ(シュレッドチーズなど) 約大さじ1
オリーブオイル 適量
【作り方2】
1.春巻きの皮を広げ、ななめ右下の位置にタマネギ、焼き鳥、マヨネーズをのせる。
2.シュレッドチーズをのせ、巻く。
3.【作り方1】の5~7と同様に焼いて、出来上がり。
◆甘い棒ピザ、チョコバナナ春巻き
【材料3】
春巻きの皮 1枚
バナナ 小1本、または大カット3かけほど
板チョコレート 適量
【作り方3】
1.春巻きの皮を広げ、バナナ、板チョコレートを割ったものを並べる。
2.【作り方1】の3~7同様に作れば、出来上がり。
具材を変えて、アレンジ色々
「ピザソース+具材」の具材を変えるだけでも、色々なバリエーションが楽しめます。ツナやマヨネーズ、プチトマトにアスパラ、お好きなものを入れて、食べ比べてみるのもいいですね。
みんなでワイワイ食べるキャンプのご飯に、ソロキャンで静かに食べるご飯のお供に。ぜひお気に入りの組み合わせを探してみてください。