サッと火を通せば味付けなくても美味しく食べられて、大人も子どもも大好き。ソーセージはキャンプ飯にとって欠かせない食材だ。その一方で同じソーセージでもリーナブルなうえ、まったく火を通さずに食べられるのが、魚のすり身が主原料の魚肉ソーセージ。こちらも幅広く愛されているが、普通のソーセージに比べると料理のアレンジが難しい印象があるのではないだろうか?そこで「おさかなのソーセージ」を販売している日本水産(ニッスイ)では、気軽に魚肉ソーセージを楽しんでほしいという想いから、SNSで人気の料理研究家・ジョーさんとともに3品のアウトドアレシピを開発している。
「おさかなのソーセージ」の揚げないヘルシーチーズハットグ風
「ハットグ」は「ホットドッグ」を韓国読みしたもので、数年前から新大久保界隈で大人気を博したファーストフード。日本で親しまれている「アメリカンドッグ」と似ており、串を刺したソーセージに小麦粉などによる生地を絡め、油で揚げるのが一般的だ。今回は食パンを使い、油で揚げずにできる簡単レシピとなっている。
(材料 4本分)
魚肉ソーセージ…1本
さけるチーズ …2本
食パン(8枚切り)…4枚
とろけるスライスチーズ…4枚
オリーブオイル…大さじ1
(作り方)
(1)魚肉ソーセージは1/4に、さけるチーズは半分に切る。食パンは耳を切り落とし、ラップをかぶせて手のひらなどで押しつぶして平らにする。
(2)竹串や割り箸を用意し、魚肉ソーセージとさけるチーズをさす。
(3)食パンにとろけるスライスチーズをのせ、レンジで30秒加熱。加熱した食パンの上に(2)をのせて巻く。
(4)フライパンにオリーブオイルを引き、(3)をのせたらふたする。時々ころがしながら、こんがりとするまで焼く。
(5)お好みでケチャップ、マスタードをかけたら完成。
本格風パテを洗い物ゼロで再現!「ギョニソパテ」
肉や魚をミンチ状にしたパテはフランス料理でもおなじみ。包丁でたたいたりする手間がかかるので家庭では難しそうなイメージがあるが、魚肉ソーセージなら簡単。調理はビニール袋に入れて混ぜるだけなので、野外でもすぐにできそう。バケットとの相性も良さそうだ。
(材料 2人分)
魚肉ソーセージ…2本
マヨネーズ…大さじ3
チューブにんにく…6cm
こしょう…小さじ1/4
バゲット(お好み)…適量
パセリ(お好み)…適量
(作り方)
(1)ビニール袋に魚肉ソーセージをいれ、ペースト状になるまで潰す。
(2)マヨネーズ、チューブにんにく、こしょうを加え、よく混ぜる。
(3)お好みでバゲットに塗り、パセリをかける。
ブロッコリーと「おさかなのソーセージ」のアヒージョ
バーベキューの際に手軽につくれるアヒージョはアウトドア料理に大人気。魚肉ソーセージをアヒージョにすると、何倍も美味しくなるのだ。ブロッコリーとあわせれば、写真映えもばっちりに。
(材料 1人分)
にんにく…1~2かけ
魚肉ソーセージ…1本
ブロッコリー(冷凍)… 4房
エキストラ・バージンオリーブオイル…100ml
塩…小さじ1/4
鷹の爪(輪切り・あれば)…ひとつまみ
(作り方)
(1)魚肉ソーセージは3cm幅に切り、にんにくは包丁の腹などでつぶして皮をむく。ブロッコリーは解凍しておく。
(2)メスティン、小さなフライパンなどにエキストラ・バージンオリーブオイル、塩、ニンニク、鷹の爪を入れて最弱火で5分加熱する。
(3)ブロッコリー、魚肉ソーセージを加えてさらに1〜2分ほど加熱する。
今回のレシピテーマは簡単で美味しく、さらに写真映えすることだという。夏休みのアウトドアにはもちろん、家キャンプでアウトドア気分を味わい時にもオススメ。ぜひ親子に気軽に楽しんでほしい。