「塚田農場」といえば、地鶏料理をメインとした居酒屋チェーン店して知られるが、現在は新型コロナウイルスの影響で多くの店が休業中。厳しい状態が続く中、外出自粛に伴う家飲みの需要に応え、人気メニューや産地直送の食材を通販で取り寄せることができる「おうち塚田農場 産直便」を実施している。さらにこちらより地鶏のおいしさを本格的に楽しむためのアウトドア用商品が発売された。
地鶏のおいしさをシンプルに味わうには、アウトドア料理が最適
塚田農場の地鶏は宮崎県の「みやざき地頭鶏」や鹿児島県の「黒さつま鶏」など、自社で地鶏のヒナをかえし、現地契約農家が育成したもの。生産に関わった地鶏のオスは120日、メスでは150日もの時間をかけて丹精込めて育てられており、うま味の強い肉質を持っている。だからこそ地鶏の美味さを引き立たせるためには、シンプルな調理方法で味わってほしい。そこで塚田農場が開発したのが、自然の中で大胆に味わうアウトドア用商品だった。
ちなみにこちらでは黒さつま鶏を使用しているが、きめ細やかな繊維質と少なめの水分量の肉質が特徴。しっかりした弾力をもちながら、ふんわりとした歯切れが味わえる。以下、現在発売中の2商品を紹介しよう(どちらも送料別途1000円)。
- 黒さつま鶏の炭火焼
黒さつま鶏を塩と鶏油のみでシンプルに味付けした炭火焼き。地鶏本来の肉の旨味と脂のジューシーさを感じることができる一品となっている。丸鶏1羽から解体しているため、ももやむね、手羽先、手羽中、肩肉、皮、ささみなど地鶏のいろいろな部位を楽しめるのも魅力。焼く際は転がしながら鶏の脂を炭に落とし、炭の香りをまとわせるように焼き上げる。
- 黒さつま鶏のローストチキン
ボリュームあるローストチキンはオスよりも肉質が柔らかい、黒さつま鶏のメスを使用。生姜や揚げにんにく、昆布、塩などの調味液にひと晩漬け込み、翌日は特製スパイスとローズマリー、鶏油を揉み込んでいるという。残った骨はじっくり炊きこむと濃厚なスープを取ることも可能。さらに丸鶏を食べるのが初めてという人に向けて「地鶏ローストチキンの捌き方」の説明書もついている。
外食産業にとっては厳しい状態が続いているが、塚田農業ではデリバリーや通信販売以外でもひそかに休業中の店舗を使って、寿司や焼き鳥などの職人育成を実施しているという。さらにはレストランサービスやコンプライアンスの研修などもあらためて実施し、アフターコロナに向けての仕込みを着々と行なっているそうだ。こちらもコロナ収束後に改めて注目したい。
アウトドア商品特設サイト
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