もっちり食感で素朴な味わいの”オートミール”で作る蒸しパン
栄養価が高く、ダイエットの置き換えとしても大人気のオートミール。メスティンを使って簡単に作れる”オートミール蒸しパン”のレシピを紹介します。食物繊維が豊富で少量でも大満足の食べこたえで、おうちでもアウトドアでも気軽に作ることができるおすすめレシピです。
オートミールは粒のままでも作れます!
「オートミール蒸しパン」の作り方は、オートミールを粉状にしたオーツフラワーで作るレシピを紹介していますが、オートミールは粉にせず、粒のままでも作ることができます。粒のまま作る場合は、オートミールを分量の水よりきもち多めの水でふやかして作ります。オートミールが柔らかくふやけるまで10分ほどおけば、そのあとの作り方は以下に記載するレシピと同じです。粒のまま作るとあまり膨らみませんが、食感はぷるんとします。
【オートミール蒸しパンのレシピ】ダイソーメスティン1個分
【材料】※通常の大きさのメスティンで作るとTOPの写真奥の仕上がりになります。
・オーツフラワー 50g
・ココナッツシュガー(きび糖など好みの甘味料でOK) 15~20g
・塩 ふたつまみ
・ベーキングパウダー 小さじ1/2
・水 50ml
【必要な道具】
・メスティン
・メスティン蒸し用の網
・蒸しパン用の型
・泡だて器
・スパチュラ
・ボウル
・スプーン
【作り方】
<下準備>
事前にオーツフラワー、ココナッツシュガー、塩、ベーキングパウダーは量ってジップロックなどに入れておくと、現地で水を入れるだけで作ることができます。
(1)ボウルに粉類を入れ、泡だて器でふんわりと空気を入れるように混ぜます。
(2)分量の水を加え、スパチュラを使って手早く混ぜ合わせます。
(3)メスティンに網をセットし、底から2cmくらいの水を注ぎ蓋をして沸騰させます。
(4)(3)に型を入れ(2)の生地を型の8分目くらいまで流し入れ、メスティンにセットします。
(5)蓋をして弱火で10分蒸らします。ポコポコと沸騰した状態を保ちます。
(6)水がなくなったら、水を足します。
※ただし、蓋をして5分ほどは蓋を開けないように注意しましょう。その間に蓋を開けてしまうと、うまく膨らまなくなります。
(7)10分経ったら蓋を開け、爪楊枝などを使って蒸しパンの中央部分に刺し、生地がついてこなければOKです。火からおろし、蒸しパンを型ごとメスティンから取り出して粗熱をとります。熱いのでやけどしないように注意しましょう。
オートミール蒸しパンは、素朴な味わいです。できたても美味しいですが、少し冷めてから食べると、生地がもっちりとして味も落ちついておいしくなります。
美味しいオートミール蒸しパンを作るふたつのコツ
・粉を混ぜて水を加えたら手早く混ぜ、型に移します。そのままにしておくと水分を吸って、どんどん固くなって扱いづらくなります。この作業だけはスピードが必要です。
・甘さの好みは事前に確認できます。オートミールは生のまま食べることができるので、材料のオートミールと塩に少なめに砂糖を入れて味をみていきます。少しずつ砂糖の分量を増やして好みの甘さにできるので、失敗なく自分好みの蒸しパンに仕上げることができます。味が決まったら、ベーキングパウダーを入れます。
いろいろ使えるオーツフラワー
オートミール(オーツ麦)を粉末にしたものをオーツフラワー、オーツ粉といいます。オーツフラワーは、ネットなどで販売されていますが、自分で簡単に作ることができます。オートミール(オーツ麦)をブレンダーやフードプロセッサーを使って粉状にすればできあがりです。小麦粉の代わりに、片栗粉の代わり、とろみづけに、パン粉の代わりに、つなぎとしてなど、アイデア次第でいろいろな代用品として使えます。
アウトドアでもおうちでも
今回は”昔ながらの蒸しパン”をイメージして創作したレシピで、シンプルに水を使って作る方法を紹介しました。水を好みのミルクに変えたり、バナナやドライフルーツ、ナッツなど好きなものをトッピングして、自分好みの蒸しパン作りを楽しんでください。