安い、明るい、見た目がいいなんて、最高では?
キャンプに欠かせないアイテムと言えば、ランタンなどの照明器具。
既に持っている方も、これから買おうという方も、100均の照明器具を選択肢に入れてみませんか。
最大の魅力は、言うまでもなくその価格です。110~550円という安さで手に入るには、うれしいクオリティ。
今回はその中でも、アウトドアシーンで活躍してくれるダイソー照明器具を、用途に合わせて3点おすすめします。
【ランタンのイチオシ】36COBランタンBIG
最初にご紹介するのは、おしゃれな見た目のこのランタン。
550円という価格帯で買えるランタンの中では、かなりの高輝度仕様。その明るさは250ルーメン(※)。
※「光の明るさの量」を表す単位。LED電球の場合、明るさの単位は「ワット(W)」ではなく、「ルーメン(lm)」の表記で統一されています。
人によって感じ方も異なると思いますが、暗い中では相当まぶしく光ります。パッケージの注意書きに「光を直視しないでください」と書かれているのもうなずけますね。
テーブルの上や、テント内を照らすにはこれひとつでOK。
気になるバリエーションは3種類。
白色と電球色の2種類は250ルーメンですが、炎点灯/白点灯の切り替えができるタイプは、75ルーメン(白点灯時)と暗め。
炎点灯の場合は、約24時間連続点灯と、長時間使用が可能です。
「雰囲気重視」や、「明るさはそこまで求めていないけれど、電池は長く持たせたい」という方は、この切り替えタイプがおすすめです。
明るさの度合いは、スイッチのつまみを回すことで調整できます。
白色と電球色、高輝度タイプの連続点灯時間は約5時間。明るさMAXで使ってみたところ、5時間経つ頃には少し暗くなっていました。
5時間使うと切れてしまうといった感じではありませんが、暗くなっていくことには留意したほうがよいでしょう。
また、「非防水」仕様のため、雨があたるところでの使用はできません。ご注意ください。
【主な仕様】
本体サイズ:W100mm×H180mm×D102mm
本体重量:約300g(※著者計測値)
主な材質:PS/PP/ABS/スチール
販売価格:550円
使用電池:単3乾電池3本
【懐中電灯のイチオシ】ランチャーライトV9
アウトドアシーンに必須の懐中電灯。ランタンとは別に、1個は用意しておきたいものです。
夜トイレに行ったり、ちょっと手元を照らしたり。なるべくパッと使えて明るいものが欲しいですよね。
こちらの懐中電灯は110円商品。底のスイッチを押すことで、電源のON・OFFができます。
カラーバリエーションは写真のレッドと、グレーの2種類。
格安なのに、搭載のLEDは驚愕の9灯。連続使用時間は約20時間。
シンプルな作りで、パワフルに周囲を照らしてくれます。
コスパ最高のため、我が家はこれを災害用に一部屋にひとつ置いているほどです。
大変おすすめですが、「非防水」仕様のため、雨や水場での使用にはご注意ください。
【主な仕様】
本体サイズ:約31mm×98mm
本体重量:約35g(※著者計測値)
主な材質:本体/ABS樹脂、ボタン/シリコン、レンズ/ポリスチレン、ストラップ/ナイロン
販売価格:110円
使用電池:単4乾電池3本
【ぶらさげ灯】カラビナ付2WAYランタン
カラビナ付2WAYランタンは、「ちょっとここを照らしたい」ときにうれしい、ぶら下げ型のライトです。
カラビナ部分のカラーバリエーションは、イエロー、グリーン、ブラウンの3種類があります。
COB点灯の場合は55ルーメン。ちょっと直視できないくらいの明るさになります。
LED点灯の際は31ルーメン。手元をピンポイントで照らしたいとき、ぶら下げたまま下を照らしたいときなどに活躍します。
テント内などにつるすため、別にフックを用意しなくてもいいのが最大のおすすめポイント。
ザックにひとつぶら下げておくと、登山シーンでも役立ちます。
「非防水」仕様のため、雨や水場での使用にはご注意ください。
【主な仕様】
本体サイズ:W49mm×H140mm×D22mm
本体重量:約48g(※著者計測値)
主な材質:PP/AS樹脂/ABS樹脂/スチール
販売価格:110円
使用電池:単4乾電池3本
まとめ
ついつい目につくものを集めてしまうので、我が家にはオイルランタンから高輝度照明まで、無駄にいくつも照明器具があります。
今回はその中でも「これは」と思う、ダイソー商品をご紹介しました。
アウトドアシーンに使いたい照明選びの、参考になれば幸いです。