新潟の刃物ブランド「越乃火匠 久八」の新作「手鉞共柄(てまさかりともつか) 黒」は、ごらんのとおりユニークな形をしている。一種の手斧なのだが、刃の一部がカタカナの「ク」の字状にくびれている。このくびれ部分を握ると、削る作業ができる。つまり、この斧一本あれば、ナイフに持ち替えなくても、薪や枝を薄く削って焚き付けを作ることができるのだ。もうひとつの特徴は「共柄」。一般的な斧は、刃が柄にクサビで固定されているため、バトニングで薪割りをするとクサビがゆるむおそれがある。一方、この斧は柄の部分も刃と同じ素材(鋼)でできているため、バトニングでの薪割りができる。斧を振りおろすことに慣れていない人にとっては、とても使いやすいはずだ。また、「共柄」であることによって柄を平たい形にすることが可能となり、全体的に薄くフラットな形状になっている。保管に場所をとらず、持ち運びもしやすい。現代のキャンパーのニーズを的確にとらえた新世代の斧である。
20,900円
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手鉞共柄(てまさかりともつか) 黒
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