夏のアウトドアにオススメ!夏バテ防止の薬膳カレー
夏のアウトドアで重要なのは、暑さ対策をする冷却グッズを持っていくことに加え、食べ物に気をつけることです。
暑さと汗で奪われた身体の水分を補ったり、身体の熱を冷ましたりする食材を食べることで、調子を整えることができます。
夏野菜を中心にした、薬膳の考えを元に作ったスパイシーな薬膳カレーは、キャンプでも取り入れやすいメニューなので、ぜひ暑い季節のキャンプ飯にご活用ください。
夏にオススメの薬膳食材
薬膳といっても、特別な食材を使わなくとも、組み合わせ次第で身近な食材が薬膳になります。ココナッツミルクと、トマトは、夏の暑さで失われた身体の水分を補う効果と、身体の熱を冷ます効果があります。
今回カレーの具材として使用する夏野菜も、身体の熱を冷ます効果があるものを中心に入れているので、夏キャンプにはオススメのレシピです。
材料(4人前)
鶏もも肉 350g
茄子 2本
ピーマン 2個
玉ねぎ 1個
ズッキーニ 1本
サラダ油 大さじ1
おろしにんにく 小さじ1
おろし生姜 小さじ1
ココナッツミルク 250ml
トマト缶 400g
塩 適量
<カレースパイス>
カレー粉 大さじ2
コリアンダー 大さじ1
スパイスの種類はお好みで変えてもよいですが、今回は、少ないアイテムで簡単に作れるレシピをご紹介します。S&Bのカレー粉は、ミックススパイスとして調合してあり、簡単に味が整うので便利です。
コリアンダーは、パクチーの種の粉末ですが、すっきりとした香りが特徴のスパイスです。薬膳では、胃の消化不良を解消してくれる役割があります。
作り方
玉ねぎはみじん切りにします。ズッキーニは食べやすい大きさに切り、ピーマンは種を取り除いたら乱切りにします。
茄子はヘタを取り除き、1cmの間隔でピーラーで皮をむいてから、輪切りにします。輪切りにした茄子は、15分ほど水にさらしてアク抜きをします。
鶏もも肉は一口大に切り、塩で下味をつけます。
鍋を温め、サラダ油をしき、鶏肉を入れます。両面焼き色がついたら、一旦取り出します。
鶏肉を取り出した鍋に、玉ねぎ、おろしにんにく 、おろし生姜を入れて炒めます。
弱火でゆっくり炒め、玉ねぎの甘みが出るまで加熱します。
トマト缶、カレー粉、コリアンダー、ズッキーニ、鶏肉を入れて混ぜます。
水分が足らなく、焦げ付きそうな場合には少量の水を入れましょう。
トマトの酸味がなくなるまで、弱火で煮ます。
水気をきった茄子、ピーマンを入れて弱火でさらに煮ます。
茄子が柔らかくなったら、ココナッツミルクを入れて全体を混ぜて、塩で味を整えます。
カレーをご飯と共に器に盛り付けて完成です。ココナッツミルクのクリーミーな味と、コリアンダーのさわやかな香りがとても相性のよいカレーです。
スパイシーなカレーが苦手な方や、お子様には、はちみつをプラスすると食べやすくなりますよ。
薬膳カレーを食べて、夏のキャンプを楽しもう!
身体の不足した水分を食べ物で補うことで、熱中症の予防にもなります。ココナッツミルクやトマト缶は、常温保存もできるので、アウトドアでも取り入れやすい食材としてオススメです。
今回ご紹介した薬膳カレーは、カレー粉を利用して、手軽に本格的なカレーが楽しめます。暑さ対策に、夏のキャンプ飯として、ぜひご活用ください。