スキレットひとつでキャンプでも宅飲みでも
キャンプの夜、星空を見上げて飲む一杯。ひとりでもふたりでも、大勢で盛り上がっても、特別に楽しい時間です。
そんなお酒の席に欠かせないのが、おいしいおつまみですね。
今回はスキレットでカンタンに作れる、イタリアンバル調のおつまみを3種類ご紹介します。
どれも人気のガーリックを使った、気取りすぎないレシピです。キャンパーらしく、スキレットのまま食卓に出せば、楽しい気分がさらに盛り上がりますよ。
ベーコンペンネのガーリックチーズ焼き
【材料】
乾燥ペンネ(早茹で3分タイプ) 40g
ベーコン 80g
塩 ひとつまみ
ブラックペッパー 少々
チーズ(シュレッドチーズや生モッツァレラチーズなど) 40g~お好きなだけ
オリーブオイル 大さじ2
ニンニク ひとかけ
水 200cc
鷹の爪(赤唐辛子) 少々(※辛くしたい方のみ入れる)
【作り方】
1.スキレットにオリーブオイル、薄くスライスしたニンニクを入れて中火にかける(鷹の爪を使うときは、ここで入れる)。
2.軽くかき混ぜながら炒め、ニンニクがキツネ色になってきたら火を止める。オイルごと取り出しておく。
3.中火でベーコンを炒める。焼き色がついたら火を止め、取り出す。ガーリックオイルと一緒にしておく。
4.水を入れる。強火にかけ、沸騰したら中火に落とす。塩とペンネを入れ、軽くかき混ぜながら3~5分、柔らかくなるまで煮る。
5.火を止め、水分が残っていたらこぼして捨てる。取り出しておいたガーリックオイルとベーコンをスキレットに戻す。
6.中火で軽く炒め混ぜてから、チーズを全体に散らす。ブラックペッパーをふる。
7.全体にとろりとしたら火を止めて、出来上がり。バーナーで表面を炙ると、よりおいしそうに見えるのでおすすめです!
サバ缶トマトのガーリックオイル煮
【材料】
水煮サバ缶 1缶
トマト 中1個
オリーブオイル 大さじ2
ニンニク ひとかけ
パセリ 少々
【作り方】
1.スキレットにオリーブオイル、薄くスライスしたニンニクを入れて中火にかける。
2.軽くかき混ぜながら炒め、ニンニクがキツネ色になってきたら火を止める。オイルごと取り出しておく。
3.サバ缶を汁ごと入れる。大きめの塊はほぐして、一口大にする。
4.1~2cm角にカットしたトマトを入れる。中火にかける。
5.煮立ってきたら作っておいたガーリックチップを入れ、パセリを散らす。少しだけ煮詰めて、火を止めたら出来上がり。
白身魚のガーリックケッパー添え
【材料】
白身魚(迷ったらカジキがおすすめ) 200g
ケッパー酢漬け(※文末に説明有) 大さじ1
塩 ひとつまみ
黒こしょう 少々
オリーブオイル 大さじ2
ニンニク ひとかけ
鷹の爪(赤唐辛子) 少々(※辛くしたい方のみ入れる)
【作り方】
1.スキレットにオリーブオイル、薄くスライスしたニンニクを入れて中火にかける(鷹の爪を使うときは、ここで入れる)。
2.軽くかき混ぜながら炒め、ニンニクがキツネ色になってきたら火を止める。オイルごと取り出しておく。
3.一口大に切った白身魚を入れて塩、黒こしょうをふる。中火にかける。
4.魚に火が通ったら、ケッパー、ガーリックオイルを入れて、出来上がり。
まとめ
「ケッパー」ってなに?という方のために、少し解説しておきます。
スーパーでは缶詰・瓶詰めのコーナーか、調味料のコーナーに小さな瓶詰めで売られています。
フウチョウボクの花のつぼみが原材料で、「ケイパー」とも呼びます。塩漬けもありますが、日本ではほとんどが酢漬けの状態で売っているようです。
酢漬けにしたものは独特の風味と酸味が特徴です。タルタルソースに入れたり、スモークサーモンにのせたり、他の料理にもアクセントとして使えますよ。
今回ご紹介したイタリアンおつまみ3種類は、ガーリックオイルを作るところまで、共通の作り方になっています。
最低限の調味料でシンプルながら、日本人好みの味つけを目指したお手軽レシピです。
見た目も華やかなので、キャンプのお酒の席をグレードアップするのに一役買ってくれると思います。
自宅でもぜひ、作ってみてくださいね。