図鑑の世界に没入!『ZUKAN MUSEUM GINZA powered by 小学館の図鑑NEO』開業
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    2021.07.17

    図鑑の世界に没入!『ZUKAN MUSEUM GINZA powered by 小学館の図鑑NEO』開業

    図鑑から抜け出した生き物たちの世界に触れる新感覚ミュージアム

    小さいころは図鑑を眺めて、見たことのない動物や、不思議な植物との出会いに胸を躍らせていたという人も、少なくないだろう。

    2021年7月16日(金)に東急プラザ銀座6Fに開業する新感覚の体験型施設『ZUKAN MUSEUM GINZA powered by 小学館の図鑑NEO』は、そんなワクワク感を呼び起こしてくれるデジタルミュージアムだ。

    小学館から発行され、累計発行部数約1,100万部を超える図鑑シリーズ「小学館の図鑑NEO」。その中からピックアップされた生物たちが、デジタルの世界のなかで可視化されているなかを、見るだけではなく体感しながら、地球の自然を学ぶ体験ができるこの施設について、詳しく紹介していこう。

    5つのゾーンそれぞれの多彩な生き物と出会える

    『ZUKAN MUSEUM GINZA』は5つのパートに分けられ、それぞれ見られる生き物が異なっている。

    雑木林でふだん見られる生き物を、アリの目線で探検し、観察できる「アントビューゾーン」。美しい川を象徴する生き物たちが見られる「ウォーターフォールゾーン」。暖かい地域の深い森や、寒冷地の針葉樹の森などに住む生き物が登場する「ディープフォレストゾーン」。

    そして世界各地の淡水で暮らす不思議な生き物などが見られる「アンダーウォーターゾーン」。そして、サバンナのような草原や乾燥地帯に住む生き物が現れる「ワイルドフィールドゾーン」。
    大きい生き物から小さい生き物まで、幅広く出会えるようになっている。

    来場者は出会った生き物を観察し、記録する

    「体感型」ミュージアムとうたうだけあり、来場者は見るだけではなく、何かをするらしい、というのは予想に難くない。実際に何を体感できるのかを説明していこう。

    まず各グループ(同時に予約をした人を1グループとカウントする)ごとに1つ「記録の石」が配布される。これが記録装置となる。

    奥へ進んでいくと、あちこちにモニターが配置された各ゾーンが広がる。このモニター、位置もサイズも大小バラバラで、うっかり見落としてしまいそうなことも。

    モニターに近づくと、動物が出現。すると手元の「記録の石」に、この動物の観察ポイントが指示される。

    動物はいろいろな動きをする中、「記録の石」に指示された動きをする瞬間に身体が光る。このときが記録のチャンスで、「記録の石」のボタンを押すと、この動物と出会ったことが記録されるという仕組みになっている。

    「自然」の難しさに大人も子どもも夢中に

    次々と各ゾーンを回って動物を「記録」すればいいのなら、サクサク進められそうだと思うだろう。筆者ももちろんそう思ったが、すぐにその考えは打ちのめされた。

    大人だからといって全く簡単に「記録」することができない、ゆえに面白さが倍増しているポイントを挙げていく。

    天候や時間の経過により現れる動物が変わる

    このミュージアムの大きな特徴として、天候の変動や24時間の時間の経過も、各スクリーンに反映されている。

    つまり、同じスクリーンであっても、どんな時間帯のどんな天候のときに近づくかによって、現れる動物が違うのだ。また、近づいたらからといって、すぐ動物が出てきてくれるわけでもない。あくまでも、自然の世界にお邪魔している立場なのだ。

    動物によって出現率が違うようで、中には雨が降っているときにしか出てこない動物もいるので、要注意だ。

    適切な距離と観察をしないと動物は「記録」できない

    動物が出てきた!さあ記録しよう、と思っても、記録ができるのは「記録の石」で指示された行動をしているとき、すなわち動物の身体が光っている間だけ。

    まず、動物がスクリーンに登場しても、適切な距離でないと、「記録の石」はピクリとも動かない。

    しめしめ、動物が出てきたぞとボタンをタップしようとしても、指示された行動の瞬間でない場合は「もうちょっと観察しろ」と言われるだけ。

    ようやく指定の動きをしたぞ……!と慌ててボタンをタップしようとしても、その前に終わってしまってすでに動物が去っていることも……。結局、5回もトライした挙句、記録できなかった生き物までいた。

    時間になると「記録の石」の力が消滅

    全種類の生き物を捕まえたい!と意気込んでいたが、一定時間が経つと「記録の石」の力がなくなった。

    最後の広間では「記録の石」を台座に置くことで、記録した生き物たちが飛び出してカウントしてくれる。イメージとしては、運動会の玉入れの終わりに、球数を数えるのと似ている。

    カウントが終わると、自分がどれだけの生き物を捕まえたか、記録されたレシートが出てくる。全然捕まえられていなくてがっかりだ。

    子ども向けのデジタルミュージアムかと思いきや、思わず大人も夢中になって、生き物を観察しまくってしまった『ZUKAN MUSEUM GINZA powered by 小学館の図鑑NEO』。

    「記録の石」は1グループにつき1個が無料で貸し出されるが、ボタンを押すタイミングの違いや、自分の手元で説明を見てスクリーンと見比べる楽しさがあるので、1個300円の追加レンタルを利用するのがオススメだ。何度訪れたら、全コンプリートできるだろうか?

    ZUKAN MUSEUM GINZA powered by 小学館の図鑑NEO

    住所:東京都中央区銀座5丁目2-1 東急プラザ銀座 6F
    アクセス:東京メトロ 銀座線・丸ノ内線・日比谷線 銀座駅C2・C3出口徒歩1分
    営業時間:11:00~20:00(※予定)
    休館日:東急プラザ銀座の休館日に準ずる(※1月1日と年1回の不定期休)
    料金:大人(18歳以上)2,500円/中学生・高校生1,700円/小学生1,200円/未就学児(3歳以上)900円(すべて税込)
    チケット購入:公式サイト https://zukan-museum.com/tickets/
      ローソンチケット https://l-tike.com/zukanmuseum
    公式ホームページ:zukan-museum.com
    公式SNS:【Twitter】@zukan_museum / 【Instagram】@zukan_museum

    取材・文/安念美和子

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