「もし⼀流のシェフがキャンプをしたら、どんな料理を振る舞うのだろう?」食べることが大好きな食いしん坊のキャンパーだったら、一度はこんなことを考えたことがあるかもしれない。そんな妄想を形にしたのは「京料理 たか木」でミシュランガイド2つ星を獲得し、自身も大のキャンプ好きという高木一雄シェフ。思わず天を仰いでしまうような至福のバーベキューセット「そらをあおぐ」が誕生した。
普段の生活で炭火を使った料理は特別なもの
長引くコロナ禍により飲食業界はもちろん、食品生産者や工場といった食にかかわるさまざまな人々が苦境を強いられている。だが野外のキャンプやバーベキューを楽しむ人は増えている現状をみて、高木シェフはこう考えた。「コロナ禍でもできるキャンプと炭⽕を使った料理は今の時代に合っていて、これは料理⼈が腕を振るえる新たなステージなのかもしれない」
高木氏がそれに気づいたのは、プライベートのバーベキュー。麹を使って仕込んだスペアリブと炊きたてのごはんをバクバク食べる子どもたちの姿をみて、「自分にとっては当たり前の炭火を使った料理が、普段の生活では特別なもの」という事実を再認識したのだという。その瞬間から高木氏による炭火・麹・出汁をテーマにしたキャンプ飯の開発がスタート。さらに食の生産からコンサルティングを行う「株式会社然」の天野大輔氏、そしてクリエイターの夢の実現を支えて独創的なプロダクトを創る「Wano株式会社」の田村鷹氏が加わり、「そらをあおぐ」が誕生した。
「京料理たか木」で使われている“まぐろ節”の出汁を使用
なぜ、テーマが炭火・麹・出汁なのか?キャンプ料理に欠かせない炭火で肉を焼くと網から無駄な脂が落ち、落ちた脂が炭で焼けて燻される。だから炭火を使った料理は美味しくなるのだ。そして高木シェフが肉の仕込みに使うのは麹。肉の繊維を切断して柔らかくする酵素が含まれているので、麹で熟成させた肉はやわらかくてジューシーに仕上がる。
そして高木シェフならではの発想で加わったのが、出汁。「京料理たか木」で使っている出汁は、かつお節の名産地・鹿児島県枕崎の「金七商店」が特別につくった“まぐろ節”によるもの。キャンプめしでも同じだしを使用し、食材にうま味を込めているのだ。
そらをあおぐでは今後も独自の商品開発を行うとともに、地産地消をテーマとした食材をキャンプ場で食べる取り組みを進めていく予定だ。
<商品詳細>
二人前:10,000円 (税・送料込)
四人前:18,000円(税・送料込)
2021年8月8日までの期間限定で、Makuakeの早割価格にて購入可能。
8月中旬以降は公式サイトでの販売となる予定。
Makuake購入ページ
https://www.makuake.com/project/sorawoaogu/
公式サイト
https://sorawoaogu.com/