洗濯機壊れる
先日のこと、わが家の洗濯機が壊れた。
洗濯機の寿命は6~8年くらいといわれている。わが家のそれは少し短命気味な6年半。でも東京にいるときにはほぼ毎日使っていたので、まぁそんなもんなのかなと納得した。
いきなりの難題
さて、新しい洗濯機が到着。浮かれる間もなく、ムムム! 私の眉毛がつり上がります。一番目立つところに取説シールがベタっと貼ってあるではないですか。 なんで電化製品ってこういう余計なことしてくれるのでしょうか。
シールに書かれた文字がたとえば英語とか、もしくはまったくゆかりのないロシア語とかクメール語とかだったら気にならないのかなー、なんて思ったり。
そのシール、もちろん剥がします。が、想像以上の粘着力で、粘着剤がばっちり残ってしまいました。最悪……。
ネットで剝がし方を調べてみると、どのサイトにも同じような裏技が書かれています。
ネットでヒットする剥がし方の裏技10
(1)食器用の中性洗剤
(2)風呂用洗剤
(3)除光液
(4)セスキ炭酸ソーダ水
(5)消しゴム
(6)メラミンスポンジ
(7)シール専用剥がし剤
(8)お酢
(9)ハンドクリーム
(10)ドライヤー
買ったばかりの洗濯機です。しかもシールは一番目立つ場所に貼られている。絶対に傷つけたくない! と余計慎重になるもの。
なので、(3)の除光液と(6)のメラミンスポンジと(10)のドライヤーを使うのはちょっとイヤだなと思ったんです。艶が無くなったりしたらショックだし。
(4)のセスキ炭酸ソーダ水と(7)のシール専用剥がし剤は、そもそも家になかったのでパス。
ひとまず家にあるもので、マイルドな方法からやってみようと私が試みたのは、(9)のハンドクリームでした。粘着剤が残りベタベタしている面にしっかり塗り込んで、ネットに書いてあった通りラップを密着させ、10分ほど様子見。……ダメでした。
お次は(1)の食器用中性洗剤。ハンドクリームと同様にラップは必須です。結果から言うと、ちょっとは剥がれた気がするけど、いまいち。さらには(2)の風呂用洗剤にもトライ。ハイ、同様です……。
一番役に立ったのは消しゴム!?
結局、いろいろ試みて粘着剤がだいぶふやけたところに、消しゴムでこするという地道戦法が功をなし、なんとかシールは剥がせたのでした。先ほどのシール剥がしの項目に「(11)気合い」というのを増やしたいです(笑)。ああ、朝から疲れました……。
ステッカーを剥がしたければバイク乗りに聞け!
今回の経験をSNSでぼやいたところ、やっぱり私の周りはバイク乗りだらけなんですよね。つまり、好みのステッカーを貼ったり、例の景観を損ねさせる取説系のシールを剥がしたりすることがけっこう多い人々なんです。
おのおのが「コレぞ」という奥の手を持っていて、友人に勧められた「ソフト99/シリコンオフ300」とやらをAmazonでぽちり。お値段は(プライム会員なので)送料込みで700円ちょいでした。
まず私が試したのはコロナ以前、毎年春に1か月滞在していたカンボジアで購入したドライヤー。そのシール跡にシリコンオフスプレーをシュッと。
あまりのあっけなさに、傍で見ていた義理母も驚いていました(笑)。
次なる挑戦は、もっとも頑固だと思われたバスタブのシール跡。
このバスタブのシール跡に関しては、いままでいろいろやったけどダメで、途中であきらめ中途半端で汚い状態のまま6年半放置していました。
もしかしたらスクレーパーはなくてよかったかも。スプレー缶に書かれた使用方法には「乾かないうちに柔らかいキレイな布で拭きとってください」とあります。まぁとにかく鮮やかによく取れるシリコンオフスプレーでした。ビックリした!
いろんなシールを剝がすのが楽しくなりそう
そうそう、アウトドア系のグッズにいちいち貼られているステッカー。小さい皿にまで貼らないでほしいですよね。ああいうたぐいのイライラシールも、シリコンオフスプレーがあれば「するっ!」 ですよ。
まさに一家に1本の便利グッズです。
商品情報
商品名:シリコンオフ300
価格:995円(ソフト99公式オンラインショップ価格)
https://www.soft99.co.jp/products/detail/09170/