アメリカで生まれたBBQの楽しみ方「ウッドプランク」の魅力とは?
遂にチャンネル登録者数40万4000を超えた注目の”さばいどる かほなん”が、焚き火台を使ったワイルドな料理方法を教えてくれた。
「これは『ウッドプランク』とか『プランクバーベキュー』と呼ばれるアウトドア料理で、アメリカのバーベキューでは、けっこう定番になっているらしいです。『ウッドプランク』というのは、木の板のこと。簡単にいえば、板の上に肉や野菜を並べて、そのままBBQグリルや焚き火台に載せて料理する方法です。直火であぶられた木の香りが食材に広がり、普通のBBQとは一味違った仕上がりになるんです」と、今回の料理方法についてかほなんは話す。
赤ワインでプランクを浸しておく
かほなんは、2日前から杉の板を赤ワインに浸して、さらに香りに個性を加えたそうだ。
「使う板は、杉など手に入るもので。丸太があればそれを切って板にして使うこともあります。板がすぐに焼けてしまわないように、1~2日前から水かワインで浸しておくのがコツです。水よりワインの方が色的に映えるので、今回はこれにしました。部屋中にワインの香りが広がって酔いそうでした(笑)」
プランクは”まな板”にもなる!
プランクに使用する板は、接着剤などが使われている合板ではなく1枚板を使うのがポイント。
「食材は好みのもので。今回は牛肉、とうもろこし、ズッキーニ、ニンジンを用意しました。準備したプランクが、そのまま”まな板”にもなるので、その上で野菜を切っちゃいます。便利です!」
野菜を切り終わったら、板の上にオリーブオイルをたらして、その上に食材を載せていく。
「塩、コショーをしたら、プランクを焚き火台に載せま~す。食材に木と炎の香りがしっかりつくように、上からアルミホイルを被せます。大きめに切って2枚ぐらい使ってしっかりと食材を覆います。ここまでできたら、あとは待つだけ!」
森にスモーキーな香りが広がった!
数分後、かほなんがアルミホイルを剥がすと、周囲にいい香りが広がった。
燻製のような香りを簡単に楽しめる
「ジャーン!肉に火が通ったので”でっきあがり~!”。ワインと木のちょっと酸っぱい感じの香りがいいですね」
焚き火台から取り出したクランプの上で肉を切ったら実食だ。
肉は柔らかく、野菜はみずみずしい
「スモーク(燻製)みたいな香りがいいですね。ワインの香りもちゃんとする。肉も直火で焼くより柔らかくなってて美味しい~。人参も甘いし、お野菜たちもみずみずしいですね。焚き火を楽しみながら豪快だけど簡単にできるウッドプランク。みんなでキャンプに行くときにやったらいいですよ」
本場アメリカでは、蓋のついた大きなBBQグリルで楽しむのが定番。しかし、アルミホイルを蓋代わりに使えば、持ち運びに便利な焚き火台でもウッドプランクができることをかほなんが教えてくれた。いつものBBQとは一味違う、香り高きアウトドア料理を楽しんでみよう。
構成/山本修二
さばいどるチャンネルでウッドクランプをチェック!
かほなんが冬の森でウッドクランプを楽しむ様子は「さばいどるチャンネル」で公開中!ぜひ、ご覧ください。