【上級編】竹や木を切ってみよう
ナイフに慣れたら、堅いものを切ったり、削ったりしてみよう。ナイフも小さなフォールディングナイフではなく、シースナイフ(ブレードとハンドルが一体構造で、ブレードをシース〈鞘〉にしまうタイプ)を使ってみて! シンプルで頑丈なつくりなので、力を入れた作業がより楽しくなるぞ!
【A24】地面と水平でなく、斜めに断ち切る【切り口】
※茎(幹)がやわらかい場合は左手で支えたほうが切りやすい。ナタの重さを利用し、茎(幹)に対して斜めに刃を振り下ろす。周囲に人がいないのを確認して行なおう!
【Q25】自分の爪を使って、切れ味を簡単にチェックする方法は※くれぐれも指などをきらないように注意してください。
【A25】親指の爪にエッジを当てて、爪の先のほうにずらしてみる※エッジが爪に吸いつくようにくい込み、矢印方向に動かなければOK。ずれてしまうようなら研いだほうがいい。応急処置的に簡単に切れ味を戻すには市販のタッチアップツールを活用する。しっかり研ぐには砥石を使う。
【タッチアップのやり方】※棒状のシャープナーにエッジを斜めに当てて滑らせる。エッジの角度に合わせて2~3回。両側のエッジを研ごう。
※V字シャープナーもあり、V字部分へブレードを垂直に入れて手前に引く。
この連載はこれで終了です。あなたは何問解けましたか? ナイフの使い方には注意しながら、これからもアウトドアライフを楽しみましょう!
監修/鶴田康男 イラスト/Chai 構成/DECO(大塚 真)、大澤竜二