9月30日、東京プリンスホテルにて2021年ワークマン秋冬製品発表会が開催されました。ウエア類が多く展示されている会場の一角に設置されていたのは、キャンプアイテムコーナー。すでに発売されているチェアやテーブル、小物に加えて、テントやターブ、そしてテントとお揃いのウエアなども展示されていました。来春ワークマンから発売予定のキャンプグッズのなかから、主なものをご紹介いたします。
ファミリーテント
展示会場でまず目を引いたのがファミリーテント。4人用のテントです。
テント外側のフライシートには耐久撥水機能ディアマジックダイレクト、内側のインナーテントには防虫機能ディアガードが採用されています。
ディアマジックダイレクト、ディアガードともに三菱商事ファッション(株)が開発した機能加工で、ディアマジックダイレクトは高水準の耐久撥水、汚れが落ちやすい機能、ディアガードは虫を寄せ付けない機能となっています。
これらの機能はすでにワークマンのウエア類にも採用されており、その実績はお墨付き。機能性ウエアを得意とするワークマンならではのアウトドアグッズとなっています。
そしてもう1つ特筆すべきは、テントとお揃いのウエアも展開されること。テントとウエアをトータルでコーディネートできるなんて、ワクワクしちゃいますね。
発売予定は、2022年2月ごろ。WEB限定での販売を予定しているそうです。
ソロテント
ワークマンが特に力を入れているというのが、このソロテント。ワークマン女子、キャンプ女子を意識して、柄にもこだわりをもたせているところが特徴のキャンプグッズです。
ソロテントを焚火まわりに配置し、食事の時は仲間とワイワイ楽しみ、就寝はソロテントでゆっくりとくつろぐというキャンプシーンを想定。
設置も簡単なこのソロテントは、ポール込みで4,900円(予定)。リーズナブル価格です。
バイク用テント
バイクでキャンプに行く人のためのテントもあります。
このバイク用テントの特徴は、先にご紹介したソロテントに比べて軽量なところ。価格は9,800円(予定)
タープ
ワークマンのタープは難燃性の生地を使用。そのためタープの下での焚き火が可能です。価格は未定。
チェア、テーブル類
すでにワークマンからチェアやテーブル類は登場していますが、今後PB商品として生地やクッション性、あたたかさ、素材などにこだわり、着せ替えができるようにもしていくとのこと。
これからどんなバリエーションが登場するか楽しみです。
ワークマンのキャンプグッズへのこだわり
来春登場予定のワークマンのキャンプグッズは、ワークマンらしさにあふれていました。作業服が原点の企業から生み出されるキャンプアイテムは、ワーキングウエアで培った高品質・高機能が十分に活かされた商品。ウエアでおなじみの機能がふんだんに盛り込まれていました。
また、リーズナブルな価格での提供であっても商品はJIS規格を取得しているとのこと。つまり安全性にも配慮されている商品となっています。
ウエアをメイン商品とする企業が展開するアウトドアグッズにはファッション性も加味されており、キャンプ初心者にも十分魅力的な商品となりそう。来春の発売が楽しみです。
※価格、仕様は9/30現在の情報。来春の発売日には変更となる場合があります。
文/栗山 佳子