オリジナルのシェルを搭載し、車内は広々!
日産NV200バネットといえば、4ナンバー登録のバン仕様と、5ナンバー登録のワゴン仕様をラインナップし、バンには4WDモデルを用意するなどキャンピングカーのベース車両としても人気のモデル。ミニバンのように扱いやすく最小回転半径は2WDで5.2m、4WDで5.4m。日本のような細い道が多いところでも、スイスイと運転ができるのが人気の理由のひとつとなっています。
そんなNV200バネットのバンGXをベースにキャブコンバージョンに仕立てたのが、この「ALPHA」。今回は、新たに加わったハイルーフの「H Type2」を紹介したいと思います。
外観を見るとわかるように、NV200バネットのボディをカットし、オリジナルのシェルを搭載したキャブコンバージョンのスタイル。さらに、フロントスポイラーにフロントオーバーフェンダーを標準装備し、見た目もシャープな印象です。
日本のキャブコンバージョンはトラックがベースになっているものが多いので、こうしたスタイルはこのモデルならではの特徴と言えます。
コンパクトながらも快適な室内を創出
室内に入ると、開放感のある室内に驚きます。バンコンバージョンとは違いシェルを架装しているだけあって、室内高は最大200cmを確保。背中を丸めることなく立ったまま移動ができるのはキャブコンならではのメリットでしょう。
室内はリヤエントランスにリヤキッチンとマルチルームをまとめ、中央をすべてリビングスペースにしたレイアウトを採用。リビングは左右にロングソファを置き中央に動線を確保。外に出ることなく、フロントシートからもひょいっと後方へアクセスがしやすいのもうれしいです。
また、「H(ハイ)」最大のポイントがフロントシート上部に設けられたバンクと呼ばれる部分。ここは荷室としても使えるほか、フラップを開くとバンクベッドに展開が可能。ここに2人就寝ができるので、リビングのベッド展開と合わせて4人の就寝を実現しています。
ファーストカーとしても活躍。ファミリーでの旅にも最適!
リヤにあるキッチンキャビネットはコンパクトで本格的な調理をするには少しもの足りませんが、実用性はしっかりと確保。49L冷蔵庫や収納庫、マルチルームなども備えているので、旅や遊びにガンガン使いたくなる仕様。全長5mを切るコンパクトボディのため運転もしやすく、積極的に使いたくなります。
「キャンピングカーが欲しいけど、普段の通勤や買い物にも使いたい」「運転が苦手だから大きくないキャンピングカーに乗りたい」なんていう人にピッタリのモデルだと感じました。
価格は559万9000円〜
問:エートゥゼット
048-760-5668
https://atozcamp.com/