けん引免許不要で天井高っ!ポップアップルーフ搭載のキャンピングトレーラー「フリースタイル290」
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • OUTDOOR
  • NEWS
  • SUSTAINABLE
  • CAR
  • CAMP
  • GEAR
  • COOKING
  • キャンピングカー・車中泊

    2021.11.27

    けん引免許不要で天井高っ!ポップアップルーフ搭載のキャンピングトレーラー「フリースタイル290」

    けん引免許不要。月極駐車場にも余裕で駐車可能

    TRIGANO Mini Freestyle 290 全長×全幅×全高:4420×1950×1980mm/就寝定員:2人

    フランス・トリガノ社と言えば、ヨーロッパの中でも大手のキャンピングカーメーカー。キャンピングトレーラーだけでも9つのブランドを有しており、デザインや装備、キャラクターとバラエティ豊かなモデルが多く存在しています。

    今回、日本初上陸となった「ミニ フリースタイル」はその名の通り、ミニというよりもスモールと呼ぶほうが似合うボディの小ささが特徴のひとつ。

    欧州では今回紹介する「290」も含め、3モデルを展開していますが国内ではこのモデルのみとなっています。では、細かい部分を見ていきましょう。

    2人専用に特化し、機能をギュッと凝縮した作り

    まずは「ミニ フリースタイル」のサイズから。全長4420× 全幅1950×全高1990mmという大きさは、一般的な月極駐車場の5×2mよりも小さいので駐車・保管がしやすいのが魅力。とくに、都市部など駐車場所に困っている人でもこのサイズなら手にしやすいのではないでしょうか。

    また車両重量も720kgなのでけん引免許の必要もなく、スモールボディなのでけん引未体験の人でも扱いやすいと思います。

    ルーフの周囲にはテント生地を採用したポップアップルーフを搭載。ヒンジを外し、軽く押し上げるだけでルーフ展開が可能。両サイドのファスナーを開ければより採光性がアップ。

    エントランスから車内へ入ると「あれ! 天井が低い」なんて思うかも知れませんが、このモデルはポップアップルーフを搭載。ルーフ全体が38cm持ち上がるので心配はご無用。ポップアップルーフを上げればスモールボディと感じさせない開放的な空間が広がります。

    寒い季節でも快適! ポップアップルーフのインナー断熱シートも標準装備。スナップボタンとマジックテープで固定でき脱着も簡単

    レイアウトは後方にエントランスとリヤキッチン&サニタリールーム、前方にリビング兼ベッドルームという配置で、広すぎず狭すぎず2人で過ごすのにちょうどいい広さ。リビング中央の白天板テーブルは2人で使うのにも十分過ぎる大きさで、ソファのファブリックもポップでモダンなブルーグリーンを採用。リビング3面に窓もあるので車内全体が明るい印象です。

    前方にあるリビングは対面式ソファで構成。3面に窓を配し採光性がよく通気もしやすいほか、上部には引き戸式収納庫を装備。

    ソファの座面にあるステーにテーブルをセットし、背もたれを置くだけでベッドに変身。ベッドサイズは190×137cmとゆったり。

    ソファ下は収納スペース。左側のソファには外部扉も備わり、外から荷物の出し入れができる設計。

    遊びや旅の基地として大活躍

    リヤにあるキッチンユニットはコンパクトながらも収納庫や引き戸式の収納棚も備わり使いやすい作り。その横にあるサニタリールームにはカセット式のトイレとコンパクトな洗面台もしっかり備わっており、広さ・機能は十分。

    キッチンはシンク下に収納庫、2口コンロ下に85L 3ウェイ冷蔵庫を搭載。ダウンライトにスポットライトも備わり、夜間での明るさも十分。

    カセット式トイレと洗面台が備わるサニタリールーム。スモールなボディにサニタリーも備わっているのは珍しい。いざという時に助かる装備。

    リビングに大型上部収納を持たないが、ワードローブをしっかりと装備。ソファ下収納と合わせ2人なら十分の容量。

    2人もしくはソロ用としてのアクティビティやキャンプ、遊びの基地としてはもちろん、自宅駐車場で「家キャンプ」なども気軽に楽しめる、スモールでフットワークのいいモデル。軽自動車だと厳しいですが、ヘッド車についてもコンパクトミニバンやSUVなどでもけん引できるのも嬉しいところです。

    気になる価格は283万8000円で、3グレードを用意しています。

    問インディアナ・RV
    0467-70-2729
    http://www.indiana-rv.net/

    私が書きました!
    アウトドアガイド
    伴 隆之
    大学卒業後、自動車専門誌の編集者として勤務し、その後独立。1999年から2年ほどカリフォルニアに住んでいたこともあり、アウトドアと旅が趣味。ニュージーランドでのキャンピングカー旅が特に好きで南北計4回ほど走破。現在は旅やキャンピングカーを中心にアウトドアやオートバイなどの誌面や動画を製作。愛車は1967年式イノチェンティ・ランブレッタと取材用のトヨタ・プリウス。また、日産エルグランドをベースに自身で車中泊カーを製作中。完成後はエルグランドで国内をキャンプ旅するのが目下の目標。

     

    NEW ARTICLES

    『 キャンピングカー・車中泊 』新着編集部記事

    ハイエースベースのキャンピングカ―「ロット」はヴィンテージ感たっぷりの内装で雰囲気抜群!

    2024.11.24

    車中泊で日本一周するのも夢じゃない!必要なもの・費用・注意点などを紹介

    2024.11.19

    2年間の旅の途中に起こったキャンピングカーのトラブル。対処と予防はどうする?

    2024.11.17

    デュカトがベース!イタリアのキャンピングカーはエレガントだぞ

    2024.11.10

    キャンピングカーで工夫しながら作る、旅気分満点の”車中泊ごはん”を紹介!

    2024.11.06

    お値段200万円台!ルートシックスのライトキャンパー「ウォームスライト」は2人寝られるベッド付き

    2024.11.05

    キャンプ仕様のハイエースが人気!手軽にカスタムできるおすすめキットも紹介

    2024.11.04

    軽バンをおしゃれに楽しもう!おすすめ車種&カスタムを紹介

    2024.11.02