寒くなるとつい手に取ってしまう暖かいスウェット
12月に入り、いよいよ冬本番。
皆さんは毎年寒くなるとつい手に取ってしまう1着って、ありませんか。
私にとってスウェットがそんな1着。スウェット特有の暖かさと柔らかさは、どこかホッとするところもあり私も大好きです。
今回ご紹介する『Yetina(イエティナ)』は、そんなスウェットにおいて”ひとつの頂点なのではないか”と思わせてくれるほどの逸品です。
歴史あるニットメーカー渾身のファクトリーブランド
イエティナは、兵庫県加古川市のニットメーカー、ワシオ株式会社が2015年から手がけるファクトリーブランド。伝説の冒険家、植村直己氏が愛用した登山用靴下を手がけていたという歴史を持ちます。
そのストーリーだけで、アウトドア好きはロマンを感じずにはいられません。
特許技術の起毛が異次元の暖かさと柔らかさを生み出す
イエティナのスウェットの特徴は、異次元の暖かさと軽さ、そして柔らかさにあります。
その秘密は特許技術の起毛加工とイエティナならではの独自の素材。
素材はアクリル、ナイロン、ウール、ポリエステル、ポリウレタンの混紡となっており、天然繊維100%の生地よりも軽く仕上がっています。
着用していただくとわかりますが、ボリュームのある分厚い生地にもかかわらず、嘘のように軽い。伸縮性と柔らかさも抜群で、ゴワつきやツッパリ感もまったくありません。
また、糸もイエティナのために特別に用意したものを使用。これは起毛に最適な配合と撚りをかけています。これらの糸を使い、起毛に最適な独自の編み目に仕上げます。 起毛には様々な方法がありますが、イエティナの起毛は保温力にムラがありません。まるで毛布に包まれているような暖かさです。
40年以上使われている丸編み機でていねいに編まれている
イエティナ のスウェットを生み出す機械は40年以上前に考案された丸編み機。その旧式の編み機をベースに、特殊な起毛を実現するための様々な改造を施した世界でも唯一の機械で編み込まれます。
古い機械ゆえ職人さんが常に気を配りメンテナンスを施し、修理部品さえもないため工場内で自作して動かし続ける……そして1日に編める生地の量、なんとたったの8着分!
しかしこれこそが従来の起毛技術とはまた異なる、さらなる空気の層を作り出せる驚異の技術です。
寒い季節のフィッシングやスノーアクティビティにも最適
デザインは非常にオーセンティックなデザインで普遍的。しかし、例えばスウェットパンツにはクライミングパンツのカッティングを採用するなど、アウトドアウェアとして非常によく考えられています。スウェットらしく汗などの吸水性も良いので、寒い日の釣りやスノーボードのインナーとして着たりとアクティビティとの相性も抜群。
縫製も安心の「Made in japan」。フラットシームなので、肌への嫌なあたりもありません。また耐久性も抜群。私自身、毎冬かなりのヘビーローテーションで着ていますが、洗濯を繰り返しても首回りや袖のダレもほとんどありません。
家に篭りがちな冬、イエティナの暖かさは自分を外に連れ出してくれる
私の暮らす日光の冬は寒く、アウトドアを楽しむうえでも寒さは大きな問題です。
そんななかでもイエティナに出会えたことは、私の冬のアウトドアライフに大きなアドバンテージをもたらしました。
決して安くはないスウェットですが、イエティナの商品は価格に見合う価値があります。
その優しい肌触り、保温性と耐久性、そしてものにまつわるストーリーにきっとファンになると思います。
日本の技術と手仕事が紡ぎ出す、究極の温もり。ぜひ手にとってその感触を実感していただきたい。イエティナはきっと、寒さで籠りがちな冬に自分を外に連れ出してくれる。
そして、ずっとそばにいてくれる相棒となってくれるでしょう。
Yetina
https://yetina.com/