水にまつわる手間激減!最大15リットルの大容量ダイソー給水タンク
ひとたび給水タンクの存在を知ると、「もっと早く出合いたかった!」「キャンプ時、便利すぎて手放せない!」という感想を抱く人も多いことでしょう。
ペットボトル給水もじゅうぶんに便利ではありますが、給水タンクは、さらにその一歩上をいくシステムだといえます。
そんな給水タンク、初めて購入する方はダイソーの「給水タンク15リットル」(330円)という商品がおすすめです。大容量、ノズルコック(蛇口)付きで、ラクラク給水が可能。これを使うことで、
・水場とテントのひんぱんな往復
・ペットボトルを傾けたり、フタを開閉したりする動作
が省けます。
商品特長
このタイプの給水タンクは、おもにホームセンターや通販などで手に入りますが、ダイソーでも安価で手に入るとなれば、一度試してみるのもいいでしょう。
ダイソーの給水タンクの特長は以下になります。
・15リットルの大容量
・置き型・吊るし型の2WAY方式
・片手で給水できるノズルコック
・広い注水口
・ノズル先端キャップで衛生的
・丈夫で着脱可能な持ち手
今回画像に使用した商品は、2021年購入の筆者私物です。それではさっそく、さらなる詳細をチェックしていきましょう。
ダイソー給水タンクのディティールをチェック
いざ開封
ダイソーの陳列棚では、B5ノートくらいのサイズで販売されています。これを開封すると……
販売時の4倍ほどの、大きなウォーターバッグに変身。頼もしさ抜群の厚手仕様です。半透明素材で、残量が一目でチェックできます。
取りつけ方は、
・置き型(テーブルや地面に直置きする)
・吊るし型(高く使いやすい丈夫な場所に引っかける)
の2WAY方式となっています。
※満タン注水すると、重さは相当なものになります。吊るしての使用の際は、取り付ける対象の強度を確認しましょう。また、吊るした場所のすぐ下に、ワレモノなどを置かないようにしましょう。
ゆとりある給水口
給水口はこのとおり広口で、ホースや水道蛇口の先が差しこみやすくなっています。
衛生的なノズルキャップ
ノズルの先には、着脱しやすいキャップあり。残り水のしたたりもなく、衛生的です。
使用感レビュー
この給水タンクは最大15リットル容量ですが、今回はベランピング用につき、数リットル注水にとどめています。
お水の出し方
水を出す際は、ノズルコック中央を押し下げながら、左右の羽根を引き上げる操作を行ないます。
さて、少量の水圧でも、しっかりお水が出せるかというと……?
このとおり、勢いのある水流を確保
このとおり、少ない水圧でも水勢はしっかり。これならスピーディーに水をくむことができ、時短になって便利です。
キャンプでは、こんなシーンで役立ちます
料理用、飲用に
キャンプで料理する場合には、野菜洗いをはじめ、調理用、食器洗い用、飲用など、多くの水を消費します。そんな時にも、15リットルもの量が手元にあれば安心です。
体の衛生に
手洗いうがいや洗面、泥落としなどの際にも活用できます。とくに現在は、手洗いうがいが大切な時期。流水が確保できるというのは、衛生面で大きな強みです。
ケガや冷却、熱さましにも
キャンプでは、虫さされや打撲、ヤケドなどのトラブルも珍しくありません。たとえば、患部を流水で洗い流したり、体を冷却したりする際にも便利です。
ほかにも、急な発熱や発汗の際にも役立ちますね。
ダイソーの給水タンク、くりかえし使えるの?
このダイソー給水タンクの説明書には、とくに使用回数についての表記が見あたりません。もしもこの商品をリピート、または連続使用するのであれば、以下のようなポイントに留意する必要があります。
・使用のたびに、完全に内部の水分を飛ばし、菌の繁殖を抑える
・こまめにすすぎながら、内部の水をすべて新鮮なものに入れ換え続ける
このように万全ケアをほどこせば、くりかえし使用することも可能でしょう(あくまでも個人の感想です)。
ただし、暑い季節などは特に水質の変化に注意が必要です。こまめな冷却などの対策もおすすめ。再び利用するのであれば、内部を清潔に保つ工夫が欠かせないでしょう。
このプロセスを手間に感じる場合は、1度限りの給水タンクとして使い切るのがいいかもしれません。
いつでも水をそばに置いておこう
キャンプにおいて、水は大切なライフライン。とくに水場が遠い場合には、つねにまとまった量を手元に確保しておくのが理想的です。
それをふまえると、15リットルという大容量の給水タンクは非常にありがたい存在。日頃からキャンプなどで取り扱いに慣れておくと、災害や断水の際にも慌てずにすみそうですね。
ダイソー 給水タンク15リットル
価格 330円
サイズ 幅42×高さ43cm(使用時)
※熱や炎、地面での引きずりによる破れなどにご注意ください。