初心者でも簡単に釣れるよ!食べておいしい「アナゴ釣り」のコツ
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    2021.11.13

    初心者でも簡単に釣れるよ!食べておいしい「アナゴ釣り」のコツ

    お寿司屋さん定番のネタでもあるアナゴ。

    実は、割と簡単に釣れてしまうって知っていましたか?

    東京湾や大阪湾では、定番の釣りもので、東京湾で釣れるアナゴは江戸前アナゴと呼ばれています。

    大阪湾でも名物となっており、かば焼きや煮穴子、焼いてもおいしい魚です。

    今回は釣っても楽しい、食べてもおいしい、アナゴの釣り方をご紹介します。

    初心者でも釣ることができるアナゴ

    大阪湾南部で釣り上げたクロアナゴ。

    アナゴは、エサを使った仕掛けで狙うことができます。

    アナゴは、エサを見つけると、じっくり食べていく習性があります。

    そのせいか、ルアーで釣ることは難しく、エサ釣りでしか釣れない魚とも言えます。

    また、夜行性の魚でもあるので、昼間の時間帯は、ほとんど釣ることができません。

    そう聞くと、釣ることが少し難しく感じてしまうかもしれませんが、釣り方はいたってシンプル。

    ポイントさえ押さえれば、初心者の方でも楽しんで釣ることができます。

    アナゴを釣るコツ

    アナゴを釣るためには、ちょっとしたコツを知っておくと、釣果が期待できます。

    知識を活かすことで、よりアナゴ釣りを楽しむことができます。

    釣れる時間帯を狙う

    アナゴを釣るには夜が最適です。

    アナゴは夜に活動する魚です。

    特に日が沈んでから、夜の10時くらいまではエサを求めて、活発に海底を動き回っています。

    その時間帯を狙って釣りをすることで、ヒットする確率が上がります。

    釣り場のポイント

    筆者お気に入りのアナゴ釣果が期待できるポイントです。

    アナゴは海底が砂地や泥になっていて、身を隠せる、岩場や敷石が詰められているような場所を好みます。

    漁港や堤防などでも、コンクリートの割れ目や隙間に潜んでいることがあります。

    アナゴが潜んでいそうな場所を意識して釣り場を探すことが大事です。

    どうやって釣るの?

    ブラクリ仕掛けは簡単で扱いやすい仕掛けです。

    初心者の方は、ブラクリと呼ばれる、オモリの下に針が付いている仕掛けが使いやすいでしょう。

    使い方は簡単で、針にエサを付けて、岸壁のヘチに落とすだけ。

    オススメするエサはサバの切り身で、魚の食いつきが良くなります。

    ブラクリの重みでエサが底まで沈んだら、底から1センチほど浮かすのを意識して、少しだけリールを巻きあげます。

    ヘチ釣りでよく使うお気に入りのロッドです。筆者私物。

    ブラクリ仕掛けを使う場合は、穴釣り用などの短いロッドを使うと釣りがしやすいでしょう。

    リールはコンパクトなスピニングリールの1000番~2000番のものが使いやすいです。

    メインラインは2号~3号のナイロンラインかフロロカーボン製のものを選ぶと、強度がしっかりしているので不意の大物がヒットしても安心です。

    パッケージから開けて、すぐに使うことができる仕掛けです。筆者私物。

    アナゴ釣りの仕掛けは、遠投用のものもあります。

    釣具店に行くと、遠投用の投げ釣り仕掛けがセットになったものが販売されています。

    パッケージを開けて、仕掛けとリールのメインラインを結べば完成します。

    包装の裏面にセッティング方法が丁寧に記載されているので、迷わず仕掛け作りをすることができます。

    仕掛けの針にエサを付けて、少し遠投して、竿先に反応があるまで待ちます。

    遠投用の仕掛けで使うエサも、サバの切り身をオススメします。

    サバは身がしっかりしているので、一度針に通すと外れにくく、仕掛けを投げたときにエサが針から取れてしまうことを避けることができます。

    ダイソーロッドとダイソーリールはアナゴ釣りにも使えます。筆者私物。

    ロッドは釣り具屋さんで売られている、『ちょいなげ』という表記のものを使えば大丈夫です。

    ダイソーで売られているロッドでも十分活用できます。

    リールは少し投げる仕掛けを使うので、巻き上げパワーがある3000番のスピニングリールが使いやすいでしょう。

    メインラインは3号のナイロンラインかフロロカーボン製のものを選びましょう。

    仕掛けを海に投げたらひたすら待ちます

    岸壁のヘチに仕掛けを落とします。

    仕掛けを海に投入したらあとは竿先に反応があるまで、ひたすら待ちます。

    暗い時間帯なので、竿先には鈴やケミホタルと呼ばれる発光体を取り付けておきます。

    アナゴはエサを求めて、海底を動き回っているので、そこにアナゴがいれば、エサを見つけて食いついてきます。

    ヒットしたときは明確で、竿先がぐんぐん沈みこみので、鈴の音やケミホタルの光が知らせてくれます。

    この沈み込むときが、釣りをしていて一番興奮するところでもあり、やみつきなる場面です。

    しかし、反応があっても慌ててロッドを引き上げてはいけません。

    反応があってから、30秒~1分ほどじっくり待ちます。

    しっかり食わせてからロッドを上に持ち上げ、リールを巻き上げれば、にょろりと長い魚が現れるでしょう。

    一度釣れると立て続けに釣れることも

    おもしろいように、立て続けにヒットすることもあります。

    アナゴは同じ場所に数匹かたまって、エサを探していることが多い魚です。

    一度釣れると、立て続けに釣れることもしばしば。

    そうなれば、まとまった釣果が期待でき、嬉しいおみやげを持って帰ることができます。

    近くの釣り場でアナゴを釣りに行こう!

    アナゴは釣り場のポイント選びさえ間違わなければ、初心者の方でも比較的簡単に釣ることができます。

    アナゴが潜んでいそうな釣り場を探して、ヒットまで持ち込むことができれば楽しさも、嬉しさもひとしお。

    近くの釣り場でアナゴが潜んでいそうなポイントがあれば、ぜひ、アナゴ仕掛けを投げ入れてみましょう。

    嬉しいおみやげをゲットできるかもしれません。

    最後に

    初めての釣り場へ行くときは、釣り禁止の看板がないかを確認しましょう。

    釣りをする際は、ライフジャケットを必ず着用しましょう。

    ルールやマナーを守り、誰にも迷惑のかからないよう行ないましょう。

    私が書きました!
    ソルトアングラー
    フジノ・キュー
    週末になると関西圏の海辺に突如出没するソルトアングラーライター。趣味はもっぱら海でのルアー釣り。
    Googleマップを頼りに未開拓の釣り場を求めて沿岸を練り歩き、自然の美しさと過酷さに魅了された冒険家気質な釣り人。

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