キャンプに欠かすことのできないランタン。テーブルに置くなどして使用することもできますが、ランタンを吊り下げて使用することで得られるメリットがあります。
例えば、ランタンを吊り下げることでより広範囲を明るく照らすことができたり、ランタンを置いていたスペースを有効活用したりできます。ほかにも、置いて使用していたランタンに干渉し、ランタンを倒してしまうといったリスクの軽減にも繋がるなど、いろいろなメリットが考えられます。
ランタンを吊り下げて使用するためには、ランタンハンガーと呼ばれるギアが欠かせません。
ランタンハンガーには、タープポールに引っ掛けるタイプや、地面に打ち込むタイプなど、さまざまな種類があるため、どれにするか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
筆者もランタンハンガーを探してはいたものの、なかなか購入に踏み切れずにいました。
そんなときに発売となり、瞬く間に人気商品となったのが、ゼインアーツから展開されている「オズハンガー LT-201」です。
筆者も購入してから何度か使用しましたが、人気が出ることもうなずけるほどのギアでした。その人気の秘訣はどこにあるのか、愛用者目線でご紹介します。
シンプルなデザイン
オズハンガーの特徴はなんといっても、このシンプルかつ無駄のないデザイン。このシンプルさが、どんな形状のランタンともマッチし、雰囲気を引き立ててくれます。
また、ブラックの落ち着いたカラーリングも好印象です。
扱い方もシンプル
オズハンガーはデザインだけでなく、扱い方もシンプルです。
まずは付属している打込棒を好きな場所にハンマーで打ち込み、あとは本体のシャフトを差し込んでネジで固定するのみ。
これだけ簡単に扱うことができれば、初心者の方でも安心ではないでしょうか。
シャフト同士の接続方法もプッシュボタン式のため、スピーディーに着脱することができます。
ハイとローの2段階調整ができる
オズハンガーは2段階の高さ調整が可能です。
付属の調整用ポールを挿入すれば、ハイスタイル向けの高さになり、ポールを挿入しなければ、ロースタイル向けの高さになります。
細かい高さ調整はできませんが、この2段階調整だけでも、キャンプシーンにおいては十分なスペックだと考えます。
シャフトがアルミ製で扱いやすい
本体のシャフトの材質はアルミ製なので、シャフトのみだととにかく軽いといった印象です。
この軽さは、設営や撤収時の扱いやすさに直結しますので、オズハンガーのメリットと言えるでしょう。
なお、反対に打込棒はスチール製で重量があります。それは、地面側に重心が集中することになり、安定感が増すので絶妙な重量バランスであると言えます。
専用ケースが付属
オズハンガーは見た目や機能面もさることながら、専用ケースが付いているのも嬉しいポイント。
その専用ケースもしっかりとした作りとなっており、安心してギアを収納したり、持ち運んだりすることが可能です。
使用上の注意点
耐荷重は3kgまで
ランタンハンガーとして幅広く活躍してくれるオズハンガーですが、耐荷重は3kgまでとなっています。これくらいの重量まで使用できれば、だいたいのランタンは扱えると考えられます。
ただし、大型のランタンで液体燃料を使用する場合には注意が必要です。ランタン単体では問題なくても、燃料を入れた状態だと耐荷重をオーバーする可能性も考えられます。
この点を踏まえて、使用前に確認しておくのがいいでしょう。
おしゃれで機能的な上に価格も魅力的
愛用者目線でのオズハンガーの人気の秘訣を紹介しましたが、いかがでしたか?
これだけの魅力がありながら、実はアンダー1万円で手に入るのも嬉しいところです。
初心者からベテランまで幅広いキャンパーにおすすめできる、扱いやすくておしゃれなランタンハンガー。
人気商品のため、見つけたら手に入れるチャンスかもしれませんよ!
オズハンガー LT-201
材質:フック/ステンレス、ポール・ホルダー/アルミ、打込棒/スチール
使用サイズ:直径19×230mm×1,700・2,000(h)mm
収納サイズ:250mm×880mm×35mm
耐荷重:3kg
重量:1.6kg