子ども専用のキャンプグッズはありますか?
ファミリーキャンパーのみなさん。子ども専用のキャンプグッズを持たせていますか?
「危ないから無理……」「何を持たせたらいいかわからない」
このように、不安に思う保護者の方も多いでしょう。
我が家では、100均アイテムを使って子ども専用の焚き火セットを作ってみました。
「自分専用のキャンプグッズ」は、キャンプをよりワクワクさせる魔法のアイテムです。
今回は子どもの意見を交えて、内容や使ってみた感想について紹介します。
子ども用のキャンプアイテムを作ったきっかけ
我が家の子どもは10歳と6歳です。
キャンプは好きだけれど、大人の指示でお手伝いをするだけでなく、主体的にやってみたいと思うようになってきた、と言っていました。
「危ないからあれはダメ、これはダメ……」と言われてしまうと、キャンプ自体が嫌になってしまうかもしれません。
特に10歳の長男は、ファイアースターターを使った火起こしも経験しており「自分でやりたい!」という思いが強くなっていました。
そんな姿を見て「せっかくだから、子どもだけのキャンプアイテムを作ってあげよう!」と思い立ったのが始まりです。
子ども用焚き火セットの内容
子ども用焚き火セットの中身について紹介します。
ファイアースターター:セリア「ファイアスターター」
着火するためのファイアースターターは、セリアの商品を選びました。
以前に使ったことがあり、子どもたちも使い慣れているためです。
麻ひも:ダイソー「麻ひも」
麻ひもは大工用品や手芸用品の売り場にあります。麻ひもをほぐして火口として使います。
使う際は手で割くようにして、フワフワとした状態になればOKです。
火吹き棒:セリア「ステンレス火吹き棒40cm」
火吹き棒は火に酸素を送り、火をより大きくするために使います。
小さな子どもは細くて長いものが大好き。
火吹き棒をくわえたまま歩いたり走ったりすると、のどを突く危険があります。必ず大人の近くで使うようにしましょう。
網:ダイソー「メスティン専用網」
メスティンで蒸し物ができる網です。
かさばるように見えますが、裏返して入れるとフラットな状態に!
使う機会は少ないかもしれませんが、入れておくと調理の幅が広がるのでオススメです。
入れ物:ダイソー「メスティン」
焚き火セットを一つにまとめるための入れ物は、ダイソーのメスティンです。
このサイズが子ども用焚き火セットにピッタリ!もちろん調理もできます。
スプーン・フォーク
調理してすぐに食べられるよう、スプーンとフォークもセットしておきます。
ちょうどいいサイズのスプーンとフォークがあったので、手作りのカトラリーケースに入れて収納しています。
焚き火台:SOTO「ミニ焚き火台 テトラ」
焚き火台は、SOTOのミニ焚き火台 テトラを使います。
メスティンにピッタリと収納できるサイズです。
収納袋:セリア「メスティンケース」
火吹き棒やミニ焚き火台はメスティンに収まらないので、全てまとめて収納袋に入れます。
コンパクトでおしゃれな「子ども専用焚き火セット」のできあがりです!
子どもの感想は?
子どもに「自分専用焚き火セット」の感想を聞いてみました。
1.10歳男子
・自分専用というのがうれしい。キャンプが楽しみ。
2.6歳男子
・(自分で火起こしができないから)お兄ちゃんだけできてズルい。火吹き棒がかっこいい。
キャンプで子どもたちに火起こしをさせてみましたが、6歳の次男には難しかったみたいで、すぐに飽きてしまいました。
10歳の長男は根気よくファイアースターターを使い、火起こしに成功。
枝を拾ってきては、火を大切に育てていました。
6歳では火起こしが難しいため、大人の手助けが必要です。
メスティンでご飯を炊いてみた
今回は焚き火セットに100均の固形燃料をプラスし、メスティンでご飯を炊いてみました。
お米一合と水200ccをメスティンに入れて、セットします。
ミニ焚き火台に100均の固形燃料と麻ひもを乗せて、ファイアースターターで火をつけます。
火が消えたらご飯のできあがり。ふっくらと炊けました。
固形燃料があると火が簡単に使えるので、調理が楽になります。
まとめ
我が家の子ども用焚き火セットを紹介しました。
子どもたちは自分だけのキャンプ用品ができて、うれしいと思っているようです。
焚き火セットを使って火起こしをする場合は、必ず大人の手の届く位置で使ってくださいね。
お子さんの好みや年齢に合わせて、子ども専用のキャンプアイテムを作ってみませんか?