調理器具がごちゃごちゃしていませんか?
みなさんは、キャンプで料理する際の道具はいくつ持ち歩いていますか?
おたま、計量スプーンなど小さな道具がたくさんあると、どこに入っているのかわからなくなることもあるのではないでしょうか。
そんなお悩みを解決してくれるのが、ダイソーから販売されている「多機能トング」です。
これ一つあれば、さまざまな使い方ができます。
今回は多機能トングの性能や実際に使ってみた感想、注意点を紹介します。
キャンプへ持っていく調理器具を少しでも減らしたいと思っている人は、ぜひ参考にしてみてください。
ダイソーの多機能トングとは
多機能トングについて、詳しく解説していきます!
多機能トングの使い方は10通り
パッケージには、以下のように多機能トングの使い方が書かれています。
・和える
・トング(食材を挟む)
・黄身分け
・湯切り
・フォーク
・切る(柔らかい食材)
・計量スプーン
・マッシャー
・スプーン
・炒める
多機能トングの形状紹介
多機能トングは分解ができます。
分解方法は、根本を持ってゆっくり左右に広げるだけなので、難しい作業はありません。
こちらはカッターやすりつぶし、マッシュや計量、スプーンとして使えます。
こちらは黄身分けや湯切り、フォークとして使えます。
このようにスタンドがついているので、置いた際に先端が浮く仕様です。
食材に触れる部分が下につかないので、清潔に使えます。
多機能トングの先端部は耐熱性
多機能トングの先端部はナイロン製です。耐熱温度は180度Cなので、炒めものなどにも使えます。
非常に軽いので溶けないかな?と心配になりますが、問題なく使えます。
調理に使っている様子は後半でレビューしているので、ぜひご覧ください。
実際に使ってみた感想
実際に多機能トングを使ってみました。使いやすさや気づいたことを紹介します。
計量してみた
内側に書かれている数字はccを表しています。5ccの部分は小さじ1杯分、15ccの部分は大さじ1杯分を計れます。
実際に計ってみるとラインが少し盛り上がっており、計りやすいと感じました。調理ついでに計れて、便利です。
じゃがいもをつぶしてみた
食材をつぶす方法は2種類あります。
ナミナミになっている部分で、ボウルに食材を押し付けてすりつぶします。
先端のプツプツ部分で、食材を上から押し付けてつぶすこともできます。
今回はレンジで温めて柔らかくしたじゃがいもを、プツプツした部分でつぶしてみました。
舌に粒が少し残る程度の形状にすることができるので、ポテトサラダや離乳食にも使いやすいのではないでしょうか。
湯切りをしてみた
少量のブロッコリーをゆでて、湯切りをしました。一度にたくさんはできませんが、数回に分ければ多機能トングで湯切りも可能です。
大きなザルをキャンプに持っていくと、どうしてもかさばってしまいますが、多機能トングなら場所をとりません。
上下に軽く振ればしっかりと水が落とせました。
炒めてみた
今回は豚肉とさつまいもの炒めものを作ってみました。果たして、熱に耐えられるのでしょうか。
テフロン加工のフライパンを、中火で使っています。
普段と同じように作ってみましたが、どこも溶けることなく、しっかりと熱に耐えられました。
軽くて混ぜやすいのでお肉がほぐしやすく、調理作業が楽です。盛り付け用のスプーンとしても使えました。
黄身を分けてみた
お菓子作りなどでよく使う白身と黄身の分離作業。多機能トングで簡単にできました。
他の使い方と違うのは、持ち手と先端部分を切り離して使うことです。トングの内側にあるストッパーを押し込んで先端を引っ張ればOK。
割った卵をトングの上にのせれば、自動的に分かれます。
白身がスルンと落ちていく様子は見た目にも楽しいので、お子さんと一緒にやってみてはいかがでしょうか。
多機能トングの注意点
非常に便利な多機能トングですが、使う際には注意点があります。
先端はナイロン製で180度Cまで耐えられます。
しかし持ち手部分は、ポリプロピレンでできています。耐熱温度は70度Cと低めなので、食洗機にはかけられません。
また調理中、多機能トングの持ち手をフライパンなどの熱い部分には触れないようにしてください。
溶けて変形したり、誤って触ったりするとヤケドの危険もあります。
全体が耐熱素材ではないので、熱には注意して使ってください。
調理道具をまとめたい人にオススメ!
ダイソーの多機能トングについて紹介しました。
110円で10通りの使い方ができる多機能トング。
これ1本でさまざまな作業ができるので、いくつも調理器具をそろえる必要がありません。
荷物を減らすためにキャンプ用としてオススメしていますが、普段使いにも非常に便利な商品ですよ!