こんにちは、子連れライター渡部郁子です。
4歳の息子を連れて、普段は山やフェスや温泉を巡っています。たまには遠くの温泉にも行ってみよう、と計画して、アメリカまでやってきました。山と温泉をめぐるアメリカ冒険旅、2日目は「今、西海岸で一番冒険的な町」フッドリバーからスタートです。
■マウントフッドを探す朝
ある雑誌で「2015 Best Adventure Town in the West」と評されたというフッドリバーの街は、北にコロンビアリバーの美しい景観、南にマウントフッドの雄姿を眺める絶好の場所。朝起きてすぐ、マウントフッドの姿を探しに散歩へ出かけました。
昨日の夕方、フッドリバーに来る途中で突如現れた「富士山」のような雄姿。ひとときだけ姿を見せ、その後すぐにまた隠れてしまったその山の名前を調べてみたら、オレゴンで一番有名な山、マウントフッドでした。標高3,429m、オレゴン富士と呼ぶ人もいるそうです。秋のはじめにも関わらず多くの雪を頭に乗せていました。北米で唯一、年間を通してスキーを楽しめる山なのだとか。そのマウントフッドは今日も雲に隠れて姿は見えません。
散歩がてら訪れた公園は、フッドリバーの市街地に近い「ウォーターフロント・パーク」。公園内に子ども用の遊具と砂浜があり、さらに時おり対岸を走る貨物列車が子どもの目を輝かせます。コロンビアリバーの美しい風景を眺めながらのんびりと、時間を忘れて楽しみました。