冬のキャンプにはホットがおすすめ!手作りスイーツ『まるごとみかんのアガベシロップ煮』
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    2022.01.06

    冬のキャンプにはホットがおすすめ!手作りスイーツ『まるごとみかんのアガベシロップ煮』

    「まるごとみかんのアガベシロップ煮」を瓶に詰めた様子

    『まるごとみかんのアガベシロップ煮』を瓶詰めにして。温めたものにコアントローを少々垂らして食べるのもおすすめ。

    キャンプでも楽しめる『まるごとみかんのアガベシロップ煮』

    自分用に、家族用に、友人と一緒に、自宅で、アウトドアでといろいろな食べ方が楽しめる『まるごとみかんのアガベシロップ煮』。ホリデーシーズンのスイーツにおすすめの一品です。作ったあとの楽しみ方も一緒に紹介していきます。

    みかんの缶詰のような懐かしいあの味を手作りしてみよう

    2021年はみかんの当たり年。気温も一気に下がり、みかんがおいしい時期を迎えています。今シーズン、いろいろな産地のみかんを食べていますが、酸味と甘さのバランスがよく、安価なものでもハズレなしのおいしいみかんばかり。

    年末にかけて、贈り物としていただいたり、自宅用として多めに買うことが多いみかん。最近のみかんは高糖度で皮が薄いものが多く、傷みやすくなっているそう。みかんが傷んでしまう前に、おいしいみかんをまるごとシロップ漬けにしてみませんか?

    白い筋を取り除いたみかん

    皮を剥いて白い筋を取り除いたみかん。

    【まるごとミカンのアガベシロップ煮のレシピ】

    今回使用した材料

    今回使用した材料です。

    【材料】作りやすい分量

    ・みかん(小さめのもの) 8~10個
    ・レモン(できれば国産無農薬のもの) 1個
    ※スライスを2~3枚分、1/2個分のレモン果汁
    ・アガベシロップ 40ml 
    ※みかんの重量の8%を目安に(甘さは好みで加減してください)
    ・水 300ml(みかんがひたひたになる程度)

    <下準備>

    ・みかんは皮を剥き、白い筋をなるべくきれいに取り除きます。

    みかんの白い筋を取り除いている様子

    皮を剥いたみかんは、お湯を張ったボウルに3分ほど浸しておきます。指でさするように筋を取り除きます。取りづらい部分は爪楊枝を使います。

    ・レモンは1/2個分を果汁に、その他2~3枚ほどスライスしておきます。

    <作り方>

    (1)みかんが重ならない大きさの鍋を準備します。鍋に分量の水とアガベシロップを入れ火をつけて沸騰させます。

    鍋にみかんを入れて煮込んでいる様子

    みかんが崩れてしまわないようにていねいに扱います。

    (2)一旦、火を止め(1)の鍋にみかんを並べ、レモン果汁、レモンスライスを加えて再び火をつけます。みかんが煮崩れしないように落としぶたをして、ふつふつと沸騰するくらいの火加減で5~10分ほど煮ていきます。

    落とし蓋をして煮込んでいる様子

    落とし蓋をしたら動かさず静かに煮ます。

    (3)冷めたら煮沸消毒した保存容器に移して冷蔵庫で保存します。

    アガベシロップについて

    今回、甘味料として使用したアガベシロップは、メキシコ原産のブルーアガベの根茎から作られる甘味料で、テキーラの材料としても有名な植物です。スッキリとした味わいで、さらっとした液体なのでどんな料理にも使いやすく、GI値(血糖上昇指数)が低いという特徴を持つ甘味料です。

    キャンプでおすすめの食べ方

    キャンプでは、そのまま食べるのはもちろん、シロップと一緒にシェラカップ(小鍋)で温めて食べるのがおすすめです。

    このとき、下記の方法で温めて食べれば、カラダの中からぽかぽかになります。

    ・ワインや焼酎で割ったり(スパイスなどを入れてサングリアにしても)
    ・コアントロー(リキュール)やブランデーを少し垂らしたり
    ・ジンジャーパウダーを少量振りかけたり

    家での楽しみ方~冷凍保存もおすすめ

    『まるごとみかんのアガベシロップ煮』の賞味期限は、冷蔵庫でだいたい1週間から10日が目安です。食べ方は、そのままでも。ほかにはヨーグルトと混ぜたり、サラダに、フルーツサンドに、フルーツポンチにしたりなど。冷凍すると3か月はおいしく食べることができます。凍らせたものは、冷凍庫から出して半解凍にして食べたり、カチカチのままフードプロセッサーでシャーベット状にして食べたり、スムージーにしたりと、アレンジも楽しめます。

    みかん6個

    使用するみかんは小さめのものがおすすめです。

    冬の定番フルーツ「みかん」を楽しむひと工夫

    酸っぱいみかんは、焼きみかんにするのがおすすめです。焼きみかんの作り方は簡単。皮ごとみかんを焼くだけです。ほくほく、トロッとした食感がおもしろい焼きみかん、キャンプなどで是非一度試してみてください。フルーツは「生」で食べるのが一番ではありますが、この冬、”温かいみかん”も楽しんでみませんか?

    私が書きました!
    料理研究家
    小牧由美
    東京を拠点に食に携わる仕事で20年以上活動。その間、ヴィーガンカフェの店長を務め、レシピ・商品開発から体調改善に特化したメニューを考案し、カウンセリングにも従事。現在は、野菜や果物、ナッツなど、旬の素材を中心とした料理やヴィーガンレシピの創作、商品開発などを行なっている。http://yamabon.jp/

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