「赤ちゃんと一緒にキャンプを楽しみたい!」というパパやママは多いのではないでしょうか。しかし、いざ連れていくとなると「デビューに最適な時期は?」「持ち物は何が必要?」と悩みがつきませんよね。
そこでこの記事では、赤ちゃんとキャンプを楽しむために大切なことをまとめました。あると便利な持ち物も合わせて紹介しているので、キャンプを計画する前にぜひチェックしてください。
赤ちゃんがキャンプデビューをするタイミング
基本的にキャンプ場に年齢制限はないため、月齢は何か月からでも利用できます。実際にキャンプ場に行くと、3か月くらいの赤ちゃんを見かけることもありますよね。
一概に「生後何か月以降がベスト」とはいえませんが、筆者の体感では、6か月以降がおすすめです。その理由はこちら!
赤ちゃん自身が楽しめるようになる
6か月ごろになると、「楽しい」や「悲しい」などの感情が発達し、感情表現が豊かになるといわれています。キャンプ場やテントの中をキョロキョロと見回し、いろいろなことを吸収しようとしている様子が見られますよ。
授乳間隔があく
1度に飲める量が増えることで、授乳間隔が4〜5時間あく子が多くなります。昼夜の区別がつき、夜もまとまって寝てくれるので、頻繁な夜泣きで周りに迷惑をかける心配も少なくなります。
おやつが食べられるようになる
赤ちゃんが手持ちぶさたになった時や、ちょっとジッとしていてほしいときに、おやつが食べられると時間稼ぎができます。キャンプに行く前に、自分で持って食べる練習をしておくと助かりますよ。
0歳児とキャンプをするときのマナーと注意点
赤ちゃん連れのキャンプは、思わぬトラブルに見舞われることも。マナーや注意点を確認しましょう。
近隣のキャンパーにあいさつをする
環境の変化によって機嫌が悪くなったり、夜泣きをしてしまったりすることもあると思います。
近隣のキャンパーに「お騒がせしたら申し訳ありません。」と一言あいさつをするのは、最低限のマナーではないでしょうか。
車両の乗り入れが可能かチェック
赤ちゃん連れのキャンプは、荷物が多くなりがち。車をテントの隣に停められるオートサイトがマストです。
荷物の搬入時のみ車両の乗り入れが可能、というキャンプ場もあるので、その辺りもしっかりチェックしておきましょう。
テント泊以外の宿泊施設も検討する
初めてのキャンプなら、コテージやロッジ、バンガローなどの宿泊施設を利用するのもおすすめです。温度調節がしやすく、清潔なので、赤ちゃんの負担が少なく快適に過ごせます。
撤収も簡単なため、急な体調不良などの不測の事態が起こった際も、いち早く帰宅することができます。
あると便利なアイテム
基本的なキャンプ用品や着替えなどの他に、赤ちゃん連れのキャンプであると便利なものを紹介します。
液体ミルク
液体ミルクは、調乳の手間がいらず、アウトドアでとても重宝します。
ステンレスボトルやミネラルウォーターが必要ないので、持ち物を減らせるのも大きなメリット!
気温が低くミルクが冷たいときは、カイロを当ててタオルで包むと温められます。
バウンサー
バウンサーは、お昼寝したり待機場所にしたりと、いろいろなことに使えます。
BabyBjorn(ベビービョルン)のバウンサーは、シート部分が洗濯機で洗えるので、気軽に屋外に持ち出せます。
ヒップシート
抱っこひもは両手があくので、キャンプでもとっても便利です。
でも、歩き始めた赤ちゃんなら、ヒップシートがおすすめ!乗せ降ろしがしやすいので、「歩きたい!」と「抱っこして!」を短時間で繰り返す子でもストレスフリーです。
作業をする時は抱っこ紐できっちり抱っこして、大自然をお散歩をする時はヒップシートに変える、とうまく使い分けるといいですね。
まとめ
赤ちゃんのキャンプデビューは、一概に生後何か月以降がベストとはいえませんが、お世話が少し楽になる6か月ごろからがおすすめです。いきなりテント泊するのはなかなかハードルが高いので、デイキャンプ、コテージ泊、テント泊と徐々にハードルを上げていくのもいいかもしれませんね。
その際は、液体ミルクやバウンサーなどを持っていくと、パパやママの負担が少し減るはず。
赤ちゃんの体調に気をつけ、周りのキャンパーへの配慮を忘れず、ファミリーキャンプを楽しんでくださいね!
(この記事は、0歳児と行くキャンプを強くおすすめするものではありません。少しでも不安要素がある場合は、赤ちゃん連れのキャンプは避けてください。)